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落書きを落とすなら【アルコール】油性マジックもキレイに落とす方法!

子供から目を離した隙に壁やテーブルに落書き!しかも油性マジックやクレヨンなど、落としにくいもので書かれてしまったら大変ですよね・・。

子供なら一度はしてしまう落書き。仕方のないこととはいえ、落書きされてしまうと落とすのも一苦労。

油性マジックで書かれてしまったら、もう消せないと諦めてしまうこともあるのではないかと思います。

そんな落書きを、手の除菌などで使われる「アルコール」(エタノール)で落とすことができることを知っていますか?

今回は、アルコールを使って落書きをキレイに落とす方法を紹介していきます。

 そもそもアルコールって?

 

ドラッグストアや病院の入り口などに、手の除菌用に置いてある消毒液を見たり、使用したことがある方もいるのではないでしょうか。

それが、「アルコール」になります。「エタノール」と表記されているものがありますが、呼び方が違うだけで、どちらも同じものになります。

アルコールは、医療の現場で広く使われるほど、殺菌・消毒作用が高く、家庭でも身のまわりのものを広く除菌できます。

また、揮発性(液体の蒸発しやすい性質)があるので、水が故障の原因となる場所での掃除に有効です。

家電などのお手入れや、カビが生えやすい押し入れなどに使うことができます。

アルコールの溶解作用によって油を溶かす働きもあるので、手垢、皮脂、食品による油汚れなどの拭き掃除にもおすすめです。

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 インクの成分と特徴

油性マジックや水性ペン、クレヨンなどペンにはいろいろな種類がありますが、それぞれのインクの成分や特徴について知っていますか?

それらを知っておくことで、落書きを落とす際のポイントとなりますので、簡単に紹介していきますね。

インクの主な成分は、溶剤と着色剤(色素)になります。溶剤に使う物質によって水性、油性と分かれます。

水性ペン

水性というように、水性ペンは溶剤に「水」を使用しています。

水性ペンは油性ペンに比べて、にじみや紙の裏うつりが少なく、筆記面を溶かしにくいので多くのものへ筆記ができます。

また、臭いが少ない性質があります。

しかし、水に濡れるとすぐに滲んでしまいます。ガラスや陶器、ペットボトルなどには滲んでしまうので使うことはできません。

 

油性ペン

アルコールなど油を溶かす物質(揮発性有機溶剤)を混ぜて作ったインクを使うのが、油性ペンになります。

油性ペンは乾きが早く、プラスチックや金属にもインクが乗り易く、また、固着性が強い性質があります。

しかし、ペンキなどの塗料や塩化ビニルなどの筆記面を溶かす場合があります。

 

クレヨン

クレヨンは、溶かした蝋(ワックス)とのもとになる顔料、炭酸カルシウムやタルクなどの体質顔料を混ぜて棒状に冷やし固めた画材になります。

基本的にクレヨンは油性のものになりますが、水性のクレヨンも取り扱われています。

安全なクレヨンには、成分に米油や食料色素などといった、身体に安全な成分を使って作られているものがあります。

子供に落書きされてしまった時のことを考えて、汚れが落ちやすい成分のクレヨンもあるそうです。

 

 アルコールで落書きを落とす際の注意点

アルコールは、水の使えない場所やものにも使うことができる便利なアイテムですが、ニスで塗装した家具や、ワックスがけした床に使うとはがれてしまったり、シミや変色の原因になりますので使えません。

他にも注意すること

・引火性があるので、火気を近づけない

・揮発性が高いので、使用するときは換気を忘れずに

・素肌で使うと皮脂が奪われて肌荒れしやすいので、手袋を着用する

保管方法は、直射日光の当たらない涼しい所に密栓して、保管するようにしてください。

 

 アルコールを使っての落書きの落とし方

それではさっそく、アルコールで油性ペンで書かれた落書きがどれだけ取ることができるのか、実践してみましょう。

テーブルに油性ペンで書かれた線を、消していきます!▼

用意するもの

・アルコール(消毒用エタノール)

・ぞうきん

・手袋

アルコールは原液のまま使います。少量ずつぞうきんに含ませます▼

含ませたぞうきんで、落書き部分を拭きます▼

一度拭いただけでこれだけ取れました▼

何度か拭けば、油性ペンで書いた落書きもこの通りキレイに落としことができました!▼

落書きを落とす前の写真と比べてみると、しっかりと落とせていることが分かりますね▼

時間が経った落書きの場合

この落書きは、されてから時間が経ったものになります。

時間が経った落書きだと、どれくらい落とすことができるのかやってみましょう。

やり方は同じで、アルコールを含ませたぞうきんで拭きます。

ただ、時間が経っているために、拭いただけではなかなか落書きを取ることができませんでした。

なので、しばらく落書き部分にアルコールを含ませたぞうきんを置いて、つけ置きするようなかたちで放置してみました。

数分してから再度拭いてみたところ、写真のようにほとんどの落書きを落とすことができました▼

ただ、素材が少し変色してしまったのか、白くなっているのが分かりますか?

変色するのを避けたい方は、つけ置きするようなかたちで落書きを落とす方法はやめておきましょう。

 

 まとめ

アルコールはガンコな油性ペンの落書きを落とすことができる、優れたアイテム。

ただ、時間が経ってしまった落書きを落とすには、落とすのに時間がかかったり素材を変色させてしまう場合があります。

子供に落書きされてしまったり、誤ってテーブルなどにペンが付いてしまった場合は、できるだけすぐに落書きを落とすことがポイントです。

付いてしまったばかりの落書き汚れには、アルコールは十分な効果が期待されるアイテムですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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