粗大ごみと廃品回収の出し方を解説します。
ごみ袋に入らない家具や家電やベッドなどの寝具は粗大ごみになるため、
自治体か業者へ処理を依頼することになります。
また、廃品回収は、地域の業者が家に溜まった紙類とかリサイクルできるものを収集してくれる
サービスです。粗大ごみと合わせてそちらも解説しますね。
粗大ごみの出し方|申し込みから収集まで
福岡市のホームページから画像を引用▲
粗大ごみには申込みが必要。
他県では電話のみとかネット申し込みがありますが、福岡市だとLINEでも申込みが可能です。
福岡、それに久留米・北九州などもいれて、出し方をまとめます。
そのほかの地域もほぼ共通しています。
戸別収集のやり方
収集は市の関係業者が家の前・マンションのごみステーションまで粗大ごみを取りに来ます。
ですので手間がかからない方法です。
福岡市
- 粗大ごみ受付センターに電話する【LINEやネットでも連絡が可能】
- コンビニ等で『粗大ごみ処理券』を買う
- 指定された日・場所に券を貼って粗大ごみを出す(受付番号か名前を記入してください)
北九州市
- 粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込み
- スーパー、コンビニ等で『粗大ごみ手数料納付券』を買う
- 券を貼って、収集日・指定された場所に出す
久留米市
- 粗大ごみ受付コールセンターに電話する
- 市役所・市内の金融機関等で『粗大ごみステッカー』を買う
- 収集日までに指定された場所へステッカーを貼った粗大ごみを出す
持ち込み(自分で粗大ごみを運ぶ)のやり方
持ち込みは各自治体で、持ち込み先が異なるため役所のホームページ等で確認してください。
持ち込みは自分で運ばないといけないため手間がかかります。
ただ安かったりするので利用している方も少ないですが周りにいますね。
持ち込みは"自己搬入"ともいわれます。
step
1電話・インターネットで予約をする
予約が不要な地域もあるので注意してください。
step
2施設が開いている時間・曜日に、車等で粗大ごみを運び入れる
step
3料金を支払う
廃品回収・不用品回収の出し方
トラックを使って回収している業者ですが、
廃品回収専門の業者があります。
専門のところだと、それこそ持っていってもらえるものが限定されているのが普通です。
不用品の回収を専門にしている業者だと、いろいろ持っていてくれます。
すぐ下でリストにしているため、参照してください。
出し方ですが、粗大ごみよりも手間がかかりません。
step
1電話やWEBで依頼の申込み
捨てるものを分けてかためておけば、スムーズです。ただ業者により分ける作業までしてくれるとこもありますよ。
step
2回収する日を決める
業者が来たときに立ち会える日を決めてください。粗大ごみのように立会不要の業者もあり。
step
3回収日に立会って捨てるものを指定する
あとは業者がごみを運搬してくれます。
もちろん、粗大ごみの処分と同じくお金がかかりますので安いところを選ぶようにしたいですね。
というのも高めの金額で請求してくる業者もあるからです。
福岡県の不用品回収業者ランキングも参考にしてください▽
ここに注意
上のステップは自宅への訪問回収ということでしたが、廃品回収専門の業者では回収サービスがなく、持ち込みだけのところもありますので注意。
廃品回収と不用品回収に出せるものをチェック!
廃品回収に出せるものは?
- アルミ、ホイール、ドラム缶、一斗缶、金網などの金属
- 自動車用バッテリー
- 古紙、ダンボール、パック
- 自転車
不用品回収に出せるものは?
- タンス・テーブル・イス
- ベッド・布団
- 冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ
- その他、大きめのものから小さな不用品まで
粗大ごみとは何か?粗大ごみに当てはまらないもの
粗大ごみは大きなごみ袋には入らないようなものを指します。
微妙に地域によって粗大ごみが何かは違うのですが、だいたい家具とか家電(リサイクル家電はNG)とか寝具、長いものをいいます。
福岡市では【粗大ごみとは,家具や家電製品などで,指定袋に入らない大きさのもの。市の指定袋に入る大きさで,片手で持ち上げても袋が破れない重さの物であれば,燃えるごみか燃えないごみとして出すことができます。】
北九州市では【粗大ごみとして役所のホームページにある分類表にあるもの・粗大ごみとして定められていないもののうち、市の指定袋(45リットル)に入らない大きさのもの。】
久留米市では【家庭から出る電化製品(テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、エアコン、洗濯機及び衣類乾燥機、パソコンを除く)、家具、寝具、台所器具類、自転車などで 家庭用指定袋 に入らない大きさのものが対象】
粗大ごみに当てはまらないもの
◆リサイクル家電
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機
◆パソコン
モニターのみも含まれる
◆その他
バイク・ピアノ・車・消火器・ガスボンベ・危険物など
まとめ
粗大ごみは、市に来てもらって回収してもらえるなら、有料ですが便利です。(収集)
持ち込みだと自分で運ばないといけませんから、その分の手間は省けますね。
廃品回収はチラシなど見たことのある方もいると思いますが、
無料で自宅前から回収してくれる業者も多いですね。
不用品回収ではとくに回収できるものに制限なく、粗大ごみ等を処分できます。
まとめ
- ごみ袋に入らない長い物、本棚や机、イス、扇風機などの家電(リサイクル家電をのぞく)が粗大ごみ
- 粗大ごみは申込みをして収集に来てもらう方法が一般的(有料収集)
- 有料収集は運搬の必要はなし。市に玄関先付近まで回収に来てもらえる。
- 自分で車で運べるなら持ち込みもあり。(有料収集よりも安くなる場合あり)
- 廃品回収や不用品回収の業者に出す場合も申込み(依頼)が必要
- 廃品回収だと金属類の回収など無料の場合もある