民泊ビジネス撤退時のごみ処分は無料でできる場合もある
2020年オリンピック特需で首都圏などのホテルが高騰していることもあり、民泊ビジネスが広がっています。
しかし、民泊新法ができてからは運営する条件が厳しくなり撤退する方も増えているようです。
物件をまるごと住める状態にして貸すというものですからやめるときには不要品もそれなりに出てきますよね。
それらの不要品、ごみ処分に困っている方もいると思いますが、実は無料で回収できる方法はあります。
この記事では
- 民泊で出るごみの種類
- ごみの処分方法
- ごみの無料回収方法
- お得に処分する方法
- 業者に頼む際に気をつけること
を分かりやすく解説します。
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民泊で出るごみの処分方法
民泊の運営で出るごみの処理は一般のごみとして出すことができません。
民泊という事業の運営ですので、事業系ごみとして許可を持つものに処理を頼む必要があるんですね。
なので基本的にはティッシュなどのちり紙からコンビニで購入した食べ物の容器、ペットボトルなど
大きさや種類に関わらずゴミステーションに出すことができません。
ごみの排出量が少ない事業者は、一般ごみの回収に支障のない範囲で回収してもらうことも可能です(東京23区の場合)。
事業系有料シールをごみに貼り付け家庭ごみと同じ区分でゴミ出しができます。(各市区町村サイトを確認してください)
事業系ごみの処理の許可を持つものとは【一般廃棄物収集運搬業の許可を持つもの】のこと。
許可を持つ業者は市区町村のホームページに紹介されていて
①ホームページ(公式サイト)を確認
②一般廃棄物収集運搬業の許可番号があるか確認
この方法でも確認ができます。
民泊運営の性質上、清掃業者を入れている方が多いと思いますが許可を持つ業者が清掃業をやっていることもありますね。
闇民泊と呼ばれる、民泊であることを明示していない物件の管理人が一般のゴミステーションに出すことができないというルールを守らず
トラブルが多発している状態です。
民泊のごみは一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に頼む、これが正しい処分方法になります。
民泊撤退時に出るごみの種類
基本的には業者に頼むことになりますが、ごみの種類によっては無料で処分できるものもあります。
民泊の撤退時にはどんなごみが出るか例を挙げます。
- テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン
- 電子レンジ、ポット、オーブン
- ベット、マットレス、布団
- テーブル、いす、ソファ
- 食器棚、本棚、ハンガーラック
- 食器、日用雑貨、洗剤
日常生活するために必要なありとあらゆるものがごみとなりますのでなかなかの量になりますね。
通常であれば
- 可燃ごみ
- 不燃ごみ
- 資源ごみ
- 粗大ごみ
とわけて、ゴミに出すことができますが全て事業系のごみとして回収が必要になります。
民泊で出るごみの無料処分方法
民泊で出る不要品を無料で処分する方法は主に二つです。
ネットや店舗で買い取りしてもらう
民泊で使っている物品は不要品と言えど、きれいなものが多いです。
快適な生活を提供するために用意されているものですからね。
なので、ネットや店舗で買い取りしてもらえる余地が十分にあるでしょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリや、ネットオークションを利用すれば簡単に売買することができます。
ただ大型の家具家電は配送の手続きが面倒なため、リサイクルショップにまとめて買取してもらう方が手間は省けます。
不要品回収業者の中には買取をしている業者もいますので、値段のつかない物の回収料金と相殺してくれるところもありますよ。
まずは、売ることはできないか?で考えてみると総合的にぐっと回収費用を抑えることができます。
知人、友人に譲る
知人、友人に譲るのもよいでしょう。
食器類や洗濯機は気になる人は無理だと思いますが、テレビ、テーブルなどは欲しい方もいらっしゃると思います。
譲る前に傷や汚れ、正しく使えるかなどの状態をチェックして告知すれば意外と手間をかけずに処分することができます。
どうせ、回収・処分にお金が必要になるのであれば無料で知り合いに譲った方が気持ちにもお財布にも良いですよね。
同様に民泊を経営している人などがいれば丸ごと引き取ってもらえる可能性もあります。
民泊で出るごみをお得に処分する方法
買取などで実質無料回収してもらう以外に、ごみをお得に処分する方法もあります。
毎日少しずつ有料指定袋に入れて処理していく
新宿区PDFより
上のごみ処分方法で少し触れましたが、ごみの量が少ない場合は一般家庭の収集に支障をきたさない程度にゴミステーションなどに出すことができます。
自己処理が困難な事業者で、排出量が日量50kg未満の場合には、あらかじめ購入した新宿区専用の有料ごみ処理券をごみ・資源に貼付することで、区の収集を利用することができます。ただし、収集は一般家庭の収集に支障をきたさない範囲で行っており、出せるものも制限されています。
新宿区公式サイトより
有料指定袋の金額は45L一枚200円~300円というところが多いので、チラシなどで見かける不要品回収業者に頼むよりかはお得になる可能性が高いです。
分別に関しては、一般家庭のそれと同じになりますので各市区町村の公式サイトより確認しましょう。
清掃工場に自己持ち込みする
市区町村によっては、地域のごみ清掃工場に持ち込みすることも可能です。
基本的には問い合わせとなるため、値段などは明記されていません。
一般廃棄物の処理料金は1キログラム当たり40円(税込)が上限と法令で定められていますから、要品回収業者に頼むより安価になると考えていいと思います。
ただし重量によっても異なってくるので、比較的軽くてかさばるものの処理に関しては持ち込みする方がよいという感じでしょうか。
当然軽トラックなど、運搬車を用意する必要がありますのでその経費や手間も考えて計算してみて下さい。
業者に頼む際に気をつけること
民泊でのごみは無料処分やお得に処分することもできますが、量も多くなるため業者に頼む方が多いです。
まず大前提として一般産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者以外には頼まないこと。
それ以外に、不要品回収業者に頼む際の注意点を解説します。
トラックなどで巡回している違法業者を使わない
街中を拡声器でアナウンスしながら無料回収をうたう業者を見かけたことがありませんか?
トラックなどで巡回している業者に関してはほぼ100%と断言できます。
なぜなら、一般産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者はこのような営業をしないからです。
このような業者に頼んでしまった場合
- 回収したごみを不法投棄する
- 相場以上の高額請求をする
- 押し買いで関係ないものまで持っていく
というトラブルに巻き込まれる恐れがありますし、何より事業系ごみの処分となりますので自身が罰せられる可能性もあります。
必ず、市区町村が指定する業者を利用しましょう。
相見積もりで優良業者を探す
少しでも安く処分をしたい場合は、相見積もりを行うのがよいでしょう。
相見積もりとは複数業者に、見積もりを出してもらい割引してもらうことですね。
もちろん安ければいいという訳ではありませんので、電話対応の際に
- 見積もりを細かく親身に行ってくれるかが重要
- 電話対応に力を入れているかを確認
- 安さ、買取をアピールしてこないかを確認
等をチェックするとよいでしょう。
その前に
- 見積もりを頼む、電話をする前に公式サイトを確認
- 一般産業廃棄物運搬収集許可があるかを見る
まずこれを行ってからというのは前提となります。
まとめ
- 民泊のごみは事業系ごみになりゴミ出しが異なる
- 処分は一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に頼む
- 大量の不要品が出る可能性が高いので基本的には業者を使う
- 買取や譲ることで無料回収してもらえる
- 量などによっては指定袋で毎日少しずつ出すとお得
- 持ち込みもできるがリサーチが必要
- トラックで巡回している業者は使わない
以上、民泊運営をやめるときの不要品回収、処分方法についてでした。
おそらく、運営されている方はごみの出し方などもご存知だと思いますがトラブルが急増している背景がありますので注意したいところですね。
一般廃棄物の事業系ごみに当たりますので、不法に処理をしてしまった場合は罰則もあります。
違法業者を使わないように徹底しましょう!
物の処分については、買取に強い業者に頼むことでぐっと処分費用を抑えることができますので業者選びのポイントにしてください。
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