キッチンの掃除が一番めんどうだと思うのは、私だけでしょうか?
あっちもこっちもと掃除しなくちゃいけないところばかり。汚れをまとめて手間かけずにキレイにできたら!
そんなこと、、なんと「オキシクリーン」を使えばできちゃいます!
今回は、その方法をくわしく紹介していきます。
オキシクリーンでキッチンの掃除ができる?
「オキシ漬け」で話題のオキシクリーンですが、衣類の汚れ取りだけでなく、生活する中でのいろいろな汚れにそのチカラを発揮しています。
酸素の力で汚れを分解する効果を持っていて、ガンコな汚れも簡単に落としてくれるということで人気です。

キッチンの汚れは、油汚れや雑菌の繁殖によるぬめりなど、さまざまな汚れがありますね。
オキシクリーンの主成分である「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」は、水に溶けると酸素の泡をたっぷり放出し、ガンコな汚れを分解してはがし取ります。
このチカラがキッチンの汚れにも効果があります。
しかも掃除の方法も、オキシクリーンに漬けて置いておくだけの「オキシ漬け」で、簡単にできるということで人気を呼んでいます。
オキシクリーンを使ってのキッチン掃除術!
今回の掃除でポイントなことは、まとめてキレイにするということ!
キッチン汚れ
茶渋やコーヒーの汚れがこびりついたカップ、水切りカゴ、三角コーナー、排水溝周りの部品、ふきん、五徳、換気扇など…
これらをシンクの中に入れ、まとめて「オキシ漬け」してしまいます。
では実践してみましょう!
用意するもの
・オキシクリーン
・ゴム手袋
・ビニール袋(排水口の栓用)
・汚れたキッチングッズ
step
1シンクの排水口に栓をする
水を溜めるために栓をします。
付属の栓がないので、ビニール袋を排水口に詰め即席の栓を作りました▼
100円ショップに排水口用の栓が売っているので、それを使うのもいいと思います!
step
2シンク内にお湯(40~60度)を入れ、少しお湯がたまったところで、オキシクリーンを入れる
キャップ1杯=約28g
水4ℓに対してオキシクリーン1杯。
シンク内がだいたい16ℓくらいかと思うので、キャップ4杯入れます▼
オキシクリーンを入れたあとは、勢いよくお湯を注ぎオキシクリーンを溶き混ぜてください。
溶けない場合は、ゴム手袋をつけて、手で混ぜてください▼
step
3シンクの半分くらいまでお湯がたまったら、漬け置きするキッチングッズを入れる
水切りラック3種類、排水口の部品、ふきんを漬け置きします▼
キッチングッズを入れたあと、シンク内にまだお湯が入りそうなら足し湯をして準備完了。
step
41時間以上放置する
step
5プラスαでやっておこう
オキシクリーンが溶けたお湯を使ってシンク回りの汚れを落としていきます。
水栓部分が汚い…▼
お湯を含ませたメラミンスポンジ(激落ちくん)で汚れ部分を擦ります▼
あっという間にキレイ!▼
他にも汚れ部分があれば、同じように擦って汚れを落としましょう。
オキシ漬けが終わるのを待っている間のひと手間で、さらにキレイにすることができますね。
step
6水でしっかりすすぐ
1時間放置したあと溶液を流し、漬け置きしておいたキッチングッズを水でしっかりとすすぎます▼
スポンジで磨き洗いするのもOK!▼
溶液をしっかりと洗い流すことが大事
漬け置きする前はこんなに汚かった水切りラックが▼
汚れも落ちて輝いてます!▼
シンク内もスポンジで磨き、これで完了!▼
しっかり汚れを落とし、どれもキレイになりました!▼
何よりまとめて掃除できてしまうことが、とても便利。
漬けて放置している間に、オキシクリーンのチカラが汚れを落としてくれるので手間いらず!
ほかの家事や用事を済ませることもできて、効率よく時間を過ごすことができますね。
オキシクリーンで落とせないキッチン汚れ
さまざまな、どんなにガンコな汚れでも落とせるということで人気のオキシクリーンですが、水垢だけは落とすことができません。
なぜ落とせないのか?
オキシクリーンが持つ性質はアルカリ性ですが、水垢も同じようにアルカリ性の性質です。
アルカリ性の汚れには「酸性」の洗剤を使えば互いの性質を打ち消し合い、中和して汚れを落としてくれますが、似たような性質だとうまく分解することができません。
ですから、オキシクリーンでは水垢を落とすことはできないということを、覚えておいてください。
メモ
水垢の掃除をしたいときは、「酸性」の性質をもつ洗剤を使用する。
まとめ
洗浄力の強いオキシクリーンですが、環境にも人にもやさしい洗剤なので、安心してキッチン回りの掃除にも使うことができます。
毎日使う場所、食品を扱う場所だからこそ、掃除もしっかりして、キレイにしておきたいですね。
やることが多いときでも、まとめて漬け置きしておくだけ。ぜひ、日々の掃除術に取り入れてみてください。