掃除には欠かせない掃除機!そんな掃除機の手入れってしていますか?
最近「掃除機の吸引力がなくなってきた」や「調子が悪い」といった掃除機の不備を感じていたら・・もしかしたらそれは、掃除機の手入れをしていないのが原因かもしれませんよ。
汚れやホコリを吸い取ってくれる掃除機ですから、もちろん汚れます。ですから掃除をしてあげる必要があります。
掃除機の吸引力を戻すため、より吸引力UPのために、今回は簡単な掃除機の手入れ方法を紹介していきます。
掃除機を手入れする必要性
掃除機の機能が低下することなく、長く使用するためには、定期的な手入れが必要となります。
また、手入れをすることで掃除機の故障などのトラブルを防げます。
吸引力が悪くなったことで掃除機が故障したと思われる方が多いですが、それは故障ではなく手入れをしていないことで掃除機の機能が落ちてしまっているのです。
吸引力が低下する原因として考えられるのは次の理由になります。
吸引力低下の原因
- (紙パック式掃除機)紙パックがゴミでいっぱいになっている。
- (サイクロン掃除機)フィルターやダストボックスにゴミが溜まっている。
- ホース内部に大きなゴミが詰まっていたり、ゴミが貼りついている。
- 床用ノズルやすき間用ノズルの内部にゴミが詰まっている。
- ヘッドブラシに糸くずや髪の毛がからまっている。
こういったことが原因で、掃除機の吸引力を低下させてしまいますので、防ぐためにも定期的な手入れをしましょう。
掃除機の手入れ法
今ではいろいろな種類の掃除機が販売されていますが、基本的な手入れ法は同じになります。
掃除機の掃除場所は大きく分けて3ヶ所あり、
- ヘッド
- ダストケースとフィルター
- 外装
になります。
詳しい手入れ法を各パーツごとに詳しく説明していきますね。
ヘッド
ヘッドとは吸い口のことをいい、掃除機のメーカーや種類によって異なりますが、大きく分けて3つに分類されます。
パワーヘッド(モーターヘッド)
ヘッド内のブラシが、モーターの力で回転する構造になっています。
特徴としては、密着度が高く、強い吸引力を発揮するので、ゴミを床面から剥がして吸い取ります。
エアタービン(タービンブラシ)
ブラシが掃除機自体の吸い込む空気の力で回る構造になっています。
基本的にはフローリング用におすすめのヘッドになります。
回転ブラシは付いていますが、こびりついたゴミを剥がすパワーヘッドほどの強力な吸引力はありません。
価格はパワーヘッドよりも安くなっています。
床ブラシ
回転ブラシはなく、簡易的なブラシがついたもので、低価格ということで2台目の掃除機として購入される方が多いです。
ブラシを取り外せるようになっているヘッドが多く、ヘッドを分解して水洗いすることができます。
メーカーによって洗えるパーツが異なりますので、必ず取り扱い説明書を見ながら作業を行ってください。
ブラシは変色や変形の恐れがあるので、洗剤や漂白剤などは使わずに水洗いをします。
洗ったあとは水気を切り、自然乾燥でしっかりと乾かします。
ヘッドが洗えない掃除機の場合は、濡れぞうきんにアルコール水を吹きかけ、ヘッド内部を拭き掃除して汚れを取りましょう。
ダストケースとフィルター
フィルター掃除は、紙パック式掃除機の場合、フィルターごとゴミを捨てることができるので掃除の必要はありません。
サイクロン掃除機に関しては、フィルター掃除が必要になってきます。
掃除をする前に、メーカーごとに構造が異なりますので、必ずご家庭にある掃除機の取り扱い説明書をしっかり読んでおいてください。
基本的には、パーツをそれぞれ分解して水洗いします。
あとはしっかりと乾かしてから組み立てればOKです!
外装
手アカや、いつの間にかついた汚れで意外と汚い外装。
ぞうきんとアルコール水を使って拭き掃除でキレイにします。
step
1電源コードを抜く
安全のため、必ず電源コードを抜いた状態にしてください。
step
2ぞうきんを濡らし、アルコール水を吹きかける
ぞうきんを水で濡らし固く絞ってから、アルコール水を吹きかけます。
家電なので、直接アルコール水を掃除機に吹きかけることは避けましょう。
step
3外装の汚れを拭いて落とす
まとめ
毎日使う掃除機だからこそ、きちんと定期的に手入れをしてあげることが大切になります。
吸引力が低下してしまった掃除機で掃除をしてもキレイにはなりませんし、掃除機の故障の原因にもなってしまいます。
故障させないためにも掃除項目の中に、ぜひ「掃除機の手入れ」を追加してみてください。