ごみの処分方法 不用品回収

【関東・千葉】台風ごみの処分方法を解説します。瓦、折れた木や枝、土、コンクリートブロックなど【ゴミ収集】

近年、全国各地で台風被害が続出しています。

つい先日も台風15号で千葉県に大きな被害がありいまだに復旧していないにも関わらず

史上最大規模と言われる台風19号が日本に接近していますね(汗)

 

発生したゴミ(木、枝、葉、コンクリートなど)はどう処分すればいいのか?(千葉市を例)

気をつけることなどを解説します。

 

要点としては

  • 千葉市では台風ゴミを災害ゴミとして引き受けてくれる
  • 自分で処分できない場合は業者に頼むのも一つの手

となります。

 

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台風ごみは災害ごみとして受け入れてもらえる場合がある

甚大な台風被害があった場合などは、各市区町村のホームページから「災害ごみ」に関するお知らせが出ます。

 

災害ごみってどんなもの?

まず災害ごみとはどんなものか?

これは単純に台風が来なければゴミにならなかったものと考えるのがよいですね。

庭の木や枝が折れてしまったもの、葉っぱ、割れた植木鉢やコンクリートブロック。

浸水により使えなくなった布団や敷物、木材や屋根のトタン、瓦などです。

勢力の強い台風では古タイヤや室外機が飛んできたりなど通常では考えられないゴミが発生することもあります。

千葉市からのお知らせにある通り

台風被害に起因しない生活ごみ(可燃ごみ、不燃ごみ、有害ごみ、粗大ごみ)や資源物(びん・缶・ペットボトル、古紙・布類、剪定枝・刈り草・葉)については、通常どおりのルールで排出してください。

上記のものは災害ごみとなりませんので通常ルールにて出すようにしましょう。

 

災害ごみを出せる期間

千葉市では災害ごみを出せる期間が指定されていました。

災害ごみのごみステーションへの排出、環境事業所への持ち込み・相談は、10月11日(金曜日)までとなります。

台風通過より約1か月ほどの猶予がありますが、お年寄りなど自分ひとりでは片付けられない人もいますから十分な期間とは言えないかもしれません。

早めに対応する必要がでてきますね。

 

災害ごみの出し方

 

災害ごみの出し方はいつも通りのごみステーション、決められた曜日に「災害ごみ」と袋に張り紙をしてから出します。

普段ご利用いただいているごみステーションに、通常どおりの曜日・指定日に排出してください。
台風被害により発生した災害ごみは、分別して透明または半透明の袋(市の指定袋でなくても構いません)で「災害ごみ」と貼り紙をして排出してください。

ポイントとしては【市の指定袋】でなくても構わないところ。

そしてしっかりと分別をしなければいけないところですね。

指定袋は有料ですから無料の袋でも回収してくれることはありがたいものの、台風で出たゴミだからと言ってまとめて出して良いわけではありません。

トタンや割れた植木鉢などは申請が必要

ここはかなり重要なポイントになってきます。

袋に入る程度のゴミであれば、大体判断はつくかと思いますし指定袋を使わないだけで通常のごみとほとんど変わらないかと思います。

ただ、台風では袋に入らない大きなものや、処分に困るものもたくさん出るはずです。

瓦、がれき、トタンなどの大きくて処分に困るゴミに関しては各環境事業省に相談が必要です。

トタンなど台風により「飛来したごみ」、片付けにより発生した「がれき」や「割れた植木鉢」などについては、各環境事業所で対応しますので、ご連絡ください。
相談が多く入っており、回収まで2週間程度お待ちいただく場合がございます。直接、環境事業所に持ち込むこともできますので、ご相談ください。
なお、持ち込みや申し込みの際は「災害ごみ」と申告してください。
また、受け入れスペースを確保する関係上、一度に大量の災害ごみを持ち込む場合は、必ずご本人または親族の方などから、事前に所管の環境事業所へご連絡ください。

現状、回収まで2週間程度お待ちいただく場合があるとある通り、台風の規模が大きければ大きいほどなかなか回収が進まない状態にあります。

衛生的な面を考えて、どうしても早く処分したい方や、自分で片付けれない方は不要品回収業者を利用してもいいかもしれません。

千葉市の環境事業所

千葉市にてご自身で災害ごみを持ち込む場合は以下の環境事業所にご連絡下さい。

中央・美浜環境事業所 電話043-231-6342
花見川・稲毛環境事業所 電話043-259-1145
若葉・緑環境事業所 電話043-292-4930

台風のごみの片付けで気をつけること。けがや思わぬ事故に注意です

災害ごみを出すほどの台風災害があった場合、片付けも大変になってきます。

例えば、飛散したガラスの処理やはがれた屋根のトタンを片付ける際なども破片などで指を切ってしまわないよう注意が必要です。

そもそも家屋が倒壊したり、屋根が崩落したりと自分の手では負えない状態になってしまう場合もあります。

こんな時は

  • 家族やボランティアなど周囲の力を借りる
  • 焦らず一つずつ片付けていく
  • 手袋や靴、衣服など対策をしっかりとする

など、とにかく無理をせず注意しながら片付けていきましょう。

特に身体が不自由な方や、ご年配の方はご注意下さい。

屋根の瓦の撤去や、アンテナを直そうとしたりと屋根に登って落ちてしまったケースも珍しくはありません。

市区町村に相談しても、対応がなかなか遅れているという場合もありますが焦らず解決していきましょう。

悪質な業者に注意!瓦の撤去やブルーシート養生などを法外な価格で。

残念なことに台風災害などで困っている人の弱みにつけこんで、詐欺を働く業者がいます。

ごみの片付けや、瓦のブルーシート養生などで法外な値段を請求し何もせずに帰ってしまうという悪質なケースも。

また、明らかな悪質なケースでなくとも相場以上に高い値段を請求するぼったくり業者にも注意が必要です。

ごみの片付けなどで業者を頼む際は

  • 会社所在地などを確認
  • 市区町村に届け出を出している
  • 会計についてはっきりと記載されている

などを事前に調べて、信頼できる業者に頼みましょう。

見分け方がいまいちわからないという方は以下のリンクも参考にしてください。

不用品回収業者のネットでの評判や口コミって本当?悪徳業者とトラブルにならない為の注意点

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災害ごみを出さないための対策

災害ごみを出さないために事前にできる対策があります。

  • あらかじめ木を伐採しておく
  • 屋外にあるごみの片付け・処分
  • 窓ガラスに飛散防止対策をする

細かくあげていくときりがありませんが、実際に自分の目で家の周りを見てみましょう。

とにかく事前にゴミになりそうなものを排除、片付けしておくことで被害を減らすことができます。

台風がくると、停電や水の確保などごみ以外の対策もしっかりとする必要がありますので日ごろから備えておきたいですね。

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災害ごみに関するまとめ

  • 台風で発生したゴミは災害ごみとして出せる
  • 指定有料袋でなく災害ごみの張り紙をすればOK
  • 大きなゴミや処分に困るものは環境事務所へ連絡する
  • 悪徳なぼったくり、詐欺業者に注意!
  • 事前に災害ごみを出さないように整理しておこう

以上、千葉市の災害ごみに関するお知らせを元にまとめてみました。

なかなか復旧が進んでいない状態でまた大きな台風が来るのはかなり心配ですね。

日本は地震や台風など災害が多い国ですから避けては通れない道、日ごろから対策をしっかりとしておきましょう。

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