子供の成長というのはあっという間で、ベビーベッドの役目もすぐに終わってしまいます。
まだ使う時があればしまっておけばいですが、役目を終えてしまったベビーベッドは処分したいところですね。
そういった時、どのように処分をすればいいのか?
粗大ごみ?リサイクル?
色々な方法が思いつくかと思いますが、その中でもベビーベッドをお得に処分できる方法、また、基本的な処分法について紹介していきます。
もくじ
ベビーベッドの処分法(有料)
ベビーベッドは粗大ごみとなるため、自治体に回収してもらったり、不用品回収業者に依頼して回収してもらうようになります。
粗大ごみとして自治体に回収してもらう
地域ごとの自治体で定められている大きさ以上の不用品は粗大ごみとして、各自治体の処分法に従いながら出す必要があります。
粗大ごみの出し方については、各自治体によって異なりますが、一般的な処分法を紹介します。
①自治体に回収を申込する
粗大ごみ収集を依頼するには、まずお住まいの地区の市区町村にある「粗大ごみ受付センター」(各自治体によって名称は異なります)に連絡をします。
電話、もしくはホームページから申込みが行えますよ。
ココがポイント
電話で申込みをする際は、あらかじめベッドのサイズを確認しておきましょう。
電話では通常「住所氏名、品目(ベッド)、ごみの大きさ」などを伝えます。
また、「収集日」「受付番号」「収集場所」「必要なごみ処理手数料」を教えてもらえるので、メモが取れるように準備しておきましょう。
②「粗大ごみ処理券」を購入する
(目黒区の有料粗大ごみ処理券)
申込みが完了したら、必要な金額分の「粗大ごみ処理券」を購入します。
販売されている場所は、自治体が指定しているスーパーマーケットやコンビニエンスストア、郵便局などで購入できますよ。
③回収日に粗大ごみを出しておく
購入した「粗大ごみ処理券」を、ベッドの分かりやすい場所に貼り、家の前や近くのゴミ置き場など、指定の場所に出すことで、収集してもらえます。
家の中から指定のゴミ出し場所までは、ご自身で行うことになります。
ただ、65歳以上の方や、身体に障害がある方のみの世帯で、部屋から運び出すことが困難な場合には、運搬を頼める場合もあります。
申込みの際に、あらかじめ相談しておきましょう。
処分の際にかかる費用
関東圏の地域で指定されている、ベビーベッドを回収する際にかかる手数料をまとめてみました▼
東京都目黒区 | 600円 |
神奈川県横浜市 | 500円 |
千葉県船橋市 | 360円 |
埼玉県さいたま市 | (直径90㎝以上、2m未満のみ)540円 |
茨城県つくば市 | (50㎝以上、120㎝未満)400円 |
安いところでは360円、高くても600円以上はかからないようです。
また、ベビーベッド用のマットレスは別となりますので、一緒に出さないように気をつけましょう。
不用品回収業者に依頼する
自治体での粗大ごみ回収は、わりと安い値段でしてもらえるところがメリットですが、回収までに時間がかかるというのがデメリットになります。
申込みをしてから、3週間や1ヶ月後の回収ということもあります。
引っ越しなどの関係で、できるだけ早く回収しに来てもらいたいという方は、不用品回収業者に依頼する方法をおすすめします。

何となくイメージはできるものの、不用品回収業者について詳しくは分からない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、簡単に不用品回収業者の仕組みについて説明しますね。
不用品回収業者ってどんな業者?
不用品回収業者は、全国に数千社いると言われています。
自治体で粗大ごみなどの不用品を回収してくれるのに、なぜ民間の不用品回収業者がいるのでしょうか?
不用品回収という民間サービスがあるのは、行政が住民に対して必要なサービスを行っていないからだと考えられます。
例えば
- 自治体で決められている日程と、ゴミを捨てたいタイミングが合わない
- 粗大ごみ回収は、回収に来るのが遅い
- 自分で捨てる場所まで運ばなければいけない
これらのニーズにこたえているのが、不用品回収業者です。
利用者の傾向としては、量が多い、急いでいる、分別がよくわからない、散かっているなどのケースが多いようです。
不用品回収業者を利用される方は、以下のようなケースの場合が多いそうです。
利用する理由
- 引っ越しの際に、要らないものをまとめて処分したい
- 新しい家具などを買ったので、古いものを処分したい
- 物件を売却する際に、あるものを処分したい
- 遺品を整理したいので、まとめて処分したい
- 不用品が溜まってしまい、片づける必要があるために処分したい
もちろん、不用品回収業者を依頼する際には「費用」がかかります。
回収料金の仕組み
業者が行っているサービスである不用品回収ですが、料金は大きく分けて3パターンあります。
3つの<料金プラン>
①基本料金+処分物の料金+オプション
②定額プラン
③処分単価のみの料金(重量・体積・1点ごとの料金)
①の料金プランである業者が最も多くなっていて、その次に②の定額プラン、③は少数の業者になります。
①については、料金の価格設定があるために、内訳などを提示する業者が多いようです。
②については、料金が決まっているためシンプルですが、状況によって必ず安いといえるわけではありません。
③は最もざっくりした料金の出し方で、単価と数量が明確でないケースなどもあるようです。
数多くある業者の中には、オンライン見積ができる業者もありますので、数点の処分物であれば、自動見積で料金を確認することができますよ。
処分品はどうなる?
業者が回収した物品は、自社で所有している倉庫で分別をする業者と、そのまま処分場に直接運ぶ業者があります。
分別を行う業者の場合は、有価物(リユースやリサイクルで売却ができるもの)と処分物を分けます。
有価物については、売却します。
処分物については、多くは廃棄物処理場に持ち込まれ、埋め立てや焼却などの処理になります。
不用品回収業者を使うメリット・デメリット
民間で行っている、不用品回収業者を理由するうえでの、メリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 対応が早い
- 室内まで取りに来てくれる
- 袋詰めをしていなくても対応してくれる
- 必要な物、不要な物の選別作業をやってくれる
デメリット
- 料金が高い(行政の3~5倍程度)
不用品回収業者を利用するメリットは多くありますが、基本的には「便利だけど費用がかかる」というのが不用品回収業者です。
業者の中には、自治体でも処理にお金がかかる一部の電化製品やリサイクル家電を無料で引き取る業者もあります。
ベビーベッドの処分法(無料)
「処分にお金をかけたくない!」という方は、無料で処分できる方法がいくつかあるので、それらを紹介していきますね。
バラバラにして「燃えるゴミ」として処分する
木製のベビーベッドの場合、手間はだいぶかかりますが、ノコギリでバラバラに分解して「燃えるゴミ」として処分することができます。
その際、ネジなどの金具は「燃えないゴミ」となるので、必ずしっかりと分別をするようにしましょう。
また、バラバラにしたベビーベッドを、大量にゴミ出しするようなことはせずに、少量ずつ回数を分けてゴミ出しするようにしましょう。
大量の場合、ゴミ回収車が持っていってくれない場合もあるそうです。
手間と時間がかかってしまいますが、リサイクルもできない状態のベビーベッドだったり、お金をかけたくない方はこの方法がおすすめです。
リサイクルショップに買い取ってもらう
使用しなくなったベビーベッドの状態が良いものであれば、リサイクルショップに買取を頼むことも可能です。
特にベビーベッドのように使用期間が限られる子ども用品などは、買取してもらいやすい傾向にあります。
申し込み方法
リサイクルショップを探し、持っていく前に引取りが可能かどうかを電話などで確認しておきましょう。
リサイクルショップのほとんどは、売るものを自分で持ち込むようになっていますが、中には「買取出張」を行っているお店があるので、
持ち込みが難しい場合には、「買取出張」を行っているかどうかを選ぶポイントとして押さえておくといいでしょう。
出張費がかかる場合がありますが、運ぶ手間が省かれ、買取してもらえればお金を得ることができます。
ココに注意
ベビーベッドの状態では買取してもらえない可能性があるので、事前確認は必ず行っておきましょう。
まとめ
大型家具の処分となると、手間や時間もかかり、悩まれる方も多いかと思います。
処分する方法はいくつかありますので、状況に応じての処分方法を試されてはいかがでしょうか。
私もこれまでの引っ越しの際に、自治体での回収や、不用品回収業者に依頼をして回収してもらった経験がありますが、
確かに不用品回収業者での回収はお金がかかります。
ですが、時間がない場合には、すぐに対応してくれるために、高い値段を払う価値はあるのではないかと感じました。
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