電気店でも無料引き取りは行っていない
電子レンジは小型家電リサイクル法の対象家電です。
現況、この法律では処分に関する決まりはないため自治体のルールに従って処分することになります。
自治体では燃やさないゴミ、もしくは粗大ごみとして有料回収を行っていますね。
よく電気店では無料で引き取りをしてくれるという話がありますが、残念ながら無料回収は行っていません。
新品購入時の下取りや、500円~1500円の引き取り料金を払っての処分となります。
この記事では粗大ごみとして処分する方法など、電子レンジの処分方法を紹介します。
家電リサイクル法と小型家電リサイクル法の違い
家電の捨て方に関係がある法律として
- 家電リサイクル法
- 小型家電リサイクル法
があります。
家電リサイクル法は冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビが対象の法律で、回収や処分の仕方、リサイクル料金など細かく捨て方についてのルールがあります。
対して、小型家電リサイクル法は電子レンジ、掃除機、炊飯器、ドライヤーなどが対象となります。
こちらは家電リサイクル法と違い、処分に細かいルールはありませんので自治体の回収ルールに従って処分することになります。
どちらも、環境を守り資源を有効活用するものとなります。
家電リサイクル法ほどルールはないけれど、そういう法律があるということは知っておくとよいですね。
使用済み小型リサイクル家電について 政府広報オンライン
家電リサイクル法に関して詳しく知りたい方はこちら▽
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの処分方法7選|処分費用や引き取りについて【リサイクル家電】
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燃やさないごみか粗大ごみとして処分する
では電子レンジなどの小型リサイクル家電はどのように処分するかというと
- 燃やさないごみ
- 粗大ごみ
として処分するのが一般的です。
燃やさないごみは一部の自治体となり、指定袋に入るサイズであれば無料でそのまま回収してくれます。
粗大ごみの場合は、電話で予約→粗大ごみ券を購入→指定日に出すという流れで料金を払って回収してもらうことになります。
※詳しくは【お住いの地域+粗大ごみの処分】と調べて市区町村の粗大ごみに関してのページをご確認下さい。
基本的には一般ごみとして出すことはできず、料金がかかると考えるとよいでしょう。
電子レンジは市区町村の回収サービスで処分するのがおすすめ!
電子レンジは不用品回収業者に頼んで引き取ってもらうこともできますが、市区町村の粗大ごみ回収サービスに頼む方がおすすめです。
理由としては
- 引き取り料金が安い
- 業者とのトラブルなどがない
- 申し込みも簡単
などが挙げられます。
逆に不用品回収業者に頼んだ方がよい場合もあります。
- すぐに処分したい
- 自分でゴミ捨て場まで持っていくことができない
- 電子レンジ以外にも処分したいものが複数ある
このような場合は、時間・体力・お金、どれも節約できますので不用品回収業者がおすすめですね。
電子レンジ単品処分で、特に急がない場合は市区町村の回収サービスに頼むとよいです。
粗大ごみの引き取り料金相場は300円~600円ほどで自治体によっては1000円ほどかかる場合もあります。
状態が良い・最新の物であれば売れる
電子レンジは必需品ともいえる生活家電ですので、状態がよい・最新の物であればリサイクルショップなどで買取してもらえます。
フリマアプリやネットオークションでも売ることができますが、汚れがつきやすいものでもありますので、きれいに掃除してから撮影、査定に出すとよいですね。
ネットで売る場合は、梱包から配送まで時間と手間がかかりますので、時間がない場合などは注意が必要です。
電気店の引き取りサービスは500円~1500円
電気店での持ち込み引き取りサービスも行っています。
- ヤマダ電機
- ケーズ電気
- エディオン
など有名電気店ならほとんど行っていて、電子レンジ以外にもドライヤー、プリンター、照明器具なども引き取ってくれます。
料金は500円~となっていて、ヤマダ電機の場合は指定段ボールに入る分はまとめて1500円で引き取りなどのサービスも行っています。
ヤマダ電機 小型家電回収サービススタート より
電気店に持ち込みする形となりますので、お近くの電気店のホームページを調べてみて下さい。
まとめ
- 電子レンジの無料引き取りは行っていない
- 家電リサイクル法・小型家電リサイクル法がある
- 電子レンジは自治体のルールに沿って処分する
- 燃やさないゴミ、粗大ごみとして処分する
- 市区町村の回収サービスがおすすめ
- 時間がない・他にも回収物がある場合は不用品回収業者に頼む
- 状態が良い、最新の物であれば売れる
- 電気店の引き取りは持ち込みで500円~
以上、電子レンジの処分の仕方・無料処分についてのまとめでした!
家電リサイクル法は地球環境と資源を守るための法律です。
無許可の業者に引き取りを頼むと、不法投棄や資源を捨ててしまうことになり、エコではありません。
法律違反を助長してしまうことになりますので必ず許可がある業者に頼むようにしましょう。
小型家電リサイクル法については自治体のルールで処分すれば大丈夫ですので、まずお住いの地域のルールを把握したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!