もくじ
不用品回収の定額パックを上手に使う方法とは?
不用品回収の料金ってわかりにくい、、、
そんな利用者の声を解決するために作られた定額パックですが『定額のはずが追加料金をとられた』という声もあります。
そもそもゴミの処分には費用がかかるものなので仕方がないことですが、どうせなら気持ちよくかつお得に定額パックを利用したいですよね。
この記事では
- 定額プランとはそもそもどんなものか?
- なぜ追加料金がかかる場合があるのか?
について分かりやすく解説します。
定額パック(トラック積み放題プラン)とは?
定額パックは回収物の点数や、大きさに関係なく荷台に乗る分は定額料金で回収してくれるというプランです。
トラック積み放題プランともいわれ、不用品回収において大人気のサービスとなっています。
積み放題トラックにはそれぞれ大きさがあり、軽トラックから2トントラック、トラック複数台相当などいろんな定額プランが用意されていますね。
片付ける部屋の広さや、物品の量にあわせて該当するプランを選んで処分という流れが一般的です。
市区町村の不用品回収サービスとどっちがお得?
定額パックも基本的には一般ごみに出せない【粗大ごみ】をまとめて回収してもらうことが目的となっています。
この【粗大ごみ】は市区町村で回収サービスを行っており、一品につき300円~2000円程度で回収をしてくれます。
※料金例※
- 電子レンジ・・・300円
- 座椅子・・・600円
- ベッドフレーム・・・1000円
- シングルマットレス・・・1200円
市区町村の回収サービスでは上記のように1点いくらとなるため、引っ越しなどで大量に粗大ごみが出る場合は、それなりの料金になってきます。
その為、点数に関係なく定額で回収してもらえる【定額パック】が人気になっているわけですね。
定額パックは解体や運搬を行ってくれるところがポイント
市区町村の回収サービスの方が単品ごとで見ると料金は安いです。
ただし上に書いたように点数が多ければ多いほど、定額料金と同じような金額になってきます。
家電リサイクル法対象家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ)については、粗大ごみとして処分することはできず指定業者への引き取りとなります。この際リサイクル料金が3000円~6000円必要となるため、回収ではなくリユース目的としての引き取りということであれば不用品回収業者が断然安くなります
またそもそもの大きな違いとして、不用品回収業者の定額パックは解体や運搬も行ってくれるということがあります。
市区町村の回収サービスは、大きさに関係なく指定場所までは自分で運搬する必要があり、大型の家具になると運び出しが大変です。
不用品回収業者はその点までカバーしてくれるため、市区町村の回収サービスにプラスのサービスがあるということですね。
定額パックで追加料金が発生する理由
定額パックで追加料金が発生する理由としては以下があげられます。
- ごみ屋敷状態による人員の追加
- ドアを通らないなど運び出しが大変な場合
- タワーマンションや高層階からの運び出し
- ピアノや大型の冷蔵庫などの窓からの搬出
- エレベーターがない・家の前に車が止められない
- 深夜、早朝など特殊な時間の作業
- 重量物による積載量超過
など、どれも運搬や運び出しに特殊な作業や手間がかかってしまう場合です。
確かに乗せ放題ではあったとしても、一戸建ての一回と、タワーマンションの20階から運び出すのではかかる時間が大幅に違ってきますよね。
また大きさは大したことがなくとも、重さがかなりあるもの(耐火金庫など)はトラックの法定積載重量を超えてしまう場合があり、追加でトラックが必要になる場合もあります。
これらが事前に分からず、当日の作業中になってしまうことで追加料金が発生してしまうわけですね。
定額パックを上手に使う方法は見積もり!
定額パックを追加料金を取られずに上手に使う方法は見積もりが鍵です。
電話でことこまかく状況を伝えておけば、相手の業者も準備ができ、作業の手間が省けます。
結果、作業が楽になることで本来の定額パックの積み放題という利点を活かして回収してもらえるわけですね。
見積もりの際に
- 回収物の正確な大きさや重さ・点数
- 回収物を運び出すルートに障害はないか
- 作業する部屋の階層
- 作業する場所の前に駐車できるか
これらをしっかりと伝えておくことで、追加料金がかかるのを防ぐことができますよ!
逆に言えば、この辺をしっかりと電話見積もりの際に聞いてくれる業者は信頼できるということですね。
まとめ
- 定額パックは点数や大きさに関係なく定額で積める
- 単品回収の場合は市区町村のサービスが安い
- 市区町村の回収サービスとの違いは運搬や解体
- 定額パックで料金が発生する理由は特殊な作業
- 見積もりの際にしっかりと状況を伝えることで防げる
以上、定額パックをお得に使う方法まとめでした!
定額パックでよくトラブルになるのが【思っていた料金と違う】というところです。
6000円~という触れ込みで頼んだら4万円請求された。
というケースもありますが、これらは見積もりをしっかりと行うことで避けられます。
ごみの処分にはいかなる形でもお金がかかってくるので、そもそもあまりにも安いような業者は危ないとも言えますね。
始めて利用する方は、複数の業者に見積もりをとってみて下さい。それだけでお得に処分できる確率がぐっとあがりますよ!