家事えもんをご存知ですか?
もともとはお笑い芸人でしたが、掃除・家事が好きで家事特集番組に出演したことによりブレイクしました。
家事えもんは主婦にかなり評判がよく、時短でできる・掃除が楽になるテクニックをたくさん持っています。
家事えもんテクニックでは高い掃除器具を買う必要もなければ手間・時間をそれほど取られないのも嬉しいところ。
今回は『万能洗剤』、某番組で世界のシェフと戦った絶品チャーハン(簡単&パラパラ)、洗濯物の効果的な干し方、家事えもんの近況、噂まで幅広く取り上げたいと思います。
家事えもんって誰?
まずはよく知らないという方のために何をやっている人なのか簡単に紹介しておきますね。
家事えもんは芸人さん(兼放送作家)です。
(よしもと興業の公式サイトより引用▲)
雑誌の特集やネット上の掃除特集によく登場し、それらをまとめた本も出しています▽
家事をこなすテクニックをたくさん持っていて元が芸人でもあることから『家事芸人』と呼ばれていますね。
本を買えばテクニックは載っているのですが、アメトーーク!やスッキリ!!といったテレビ番組からも知ることができますよ。
ハウスクリーニングなどの業界人も注目する『掃除能力検定士』や『洗濯ソムリエ』の資格も持っているようですね
次に本題ともいうべき家事えもんのすごさについて触れますね。
家事えもんのここがすごい!
最近は掃除や家事についての本もたくさん出ていますよね。
モノをどんどん捨てたり、フリマアプリなどでお金に変えるのが主流でしょうか。
そんな中、家事えもんのどこがすごいのか?やり方を真似るとどんなメリットがあるのか?というと
ポイント
- お金がかからない(経済的)
- エコ(環境にやさしい)
- いつもの家事の延長でできてカンタン手間いらず(時短)
この3つがポイントです。
汚れがきれいに落ちるというテクニックは他にもいろいろありますがなかなか続かないものだったり準備が面倒くさいものもありますすよね。
家事えもん流のいいところは、普段の掃除から少しアレンジを加えたり身近なもので工夫するのでとにかく実践しやすいところ。
とくに時間がかからない(時短)かつ簡単というところが素晴らしいです。
たとえばよく出てくる掃除道具、重曹(じゅうそう)は100円ショップ、ドラッグストア、スーパーなどで簡単に手に入り、値段も安い(100円程度から手に入る)ですよね。
重曹を中性洗剤に溶かして、汚れにつけて拭くだけなら誰でも実践できます。
汚れがよく落ちる洗剤もたくさん売っていますが、高いものもあったりしますし正直効果の違いがわかりません。
何より安いものでも用途が限られているため余ってしまいずっと使わないことが多々あります。
あとで実際の使い方を載せますがこの重曹に普段使う洗剤(皿洗いに使う中性の洗剤)やアルコールをミックスすることで劇的に汚れが落ちます。
他にも、サランラップでシンクをこすると汚れが落ちるというものもあり、個人的には初耳でした。
よくアレンジされた手法がたくさん+現代の需要(時間の節約)にもマッチしたものといえます
家事えもんの料理を紹介します
家事えもんのテクニックは掃除だけでなく『家事』えもんの名の通り家事全般に渡ります。
毎日誰しもが考えなければいけない、料理にも簡単、時短テクニックがあります。
普段家庭で作るような料理にアレンジを加え、時間と手間を省く工夫がされていて、しかも美味しいんですよね。
中でもチャーハンは絶品!
家事えもんさんのレシピを真似て作ってみました▼
ざっとチャーハンの作り方の家事えもん流ポイントを紹介します。
作り方のポイント
炒める前にラードを電子レンジで溶かしてごはんと混ぜ合わせておくのがポイント。(冷凍ご飯を推奨)。炒める具材としてはサラミ(ベーコンでも良い)やレタス・玉ねぎ・卵など(あとはお好みで)。
【有名なシェフの方とテレビで対決もしています。具材と調味料に工夫をするだけで安価にかつ旨いチャーハンを作りシェフに勝利しました《TV番組:あのニュースで得する人損する人》】
マヨネーズでチャーハンを作るとパラパラとしたチャーハンが作れるというテクニックがありますがカロリーが気になるところですし、味もマヨネーズ風味になってしまいますよね。
家事えもん流パラパラの秘訣
ラードのほかに”中華ドレッシング”を使う方法もありますよ!中華ドレッシングを使うときは前もってご飯とドレッシングを混ぜておいてから炒めます。
こんな感じで、簡単に実践できる料理テクニックが他にもあります。
もう一つおすすめしたいのが『時短でしみしみおでん』。
これはオイスターソース(味のポイント)と具材の下処理(時短)が肝です。
オイスターソースはレバニラやレタス煮など中華でよく使う調味料でスーパーや100円ショップでも安く買えます。
時短のためには圧力鍋で作るという手もありますが鍋の形的に作りにくいものもあります。
それが家事えもんテクニックを使うと、下処理だけで簡単に味がいい感じにしみたおでんになるんです。
ポイントはこちら。
- メインの材料は水・白だし(100円超~から売っています)・オイスターソース・大根・たまご・こんにゃく
- あとはお好みの具材で(鍋に入れるタイミングに注意)
作り方(2人前の場合)
【下処理】
適当な厚みに切った大根に切込みを入れてラップに包み冷凍庫で8時間。こんにゃくは切込みを入れ電子レンジで水分を飛ばす(ラップはかけない、600Wだと約1分以上)。たまごは半熟ゆで卵を作っておいて袋などに白だしの原液を適当に入れて漬け込む。
【煮込み方】
➊最初に水<500mlくらい>・白だし<80mlくらい>・オイスターソース<大さじ1杯半>を温め大根から15分煮ます。
➋15分経ったらほかの具材を追加投入。さらに30分煮込む。
➌最後にたまごを入れて15分放置して出来上がり(煮込み時間は計1時間)
たまご以外の具材は大根のあとで煮込めばOKです。
時間がないけど、美味しいおでんを食べたいという時にこの作り方を試してみてください。
家事えもんがおすすめする家事のやり方
次は、家事の時短テクニックを紹介します。
家事専業の方はもちろんだと思いますが、一人暮らしで働いている人も家事にはなるべく時間を取られたくないですよね。
拭き掃除もやり、掃除機もかけてそのうえ料理するとなるとついつい掃除が行き届かず汚れる場所が多くなってしまいます。
まとめてやろうと思って結局後回しになり、年を越してしまってーという人もたくさんいるのではないでしょうか。
そこでなるべく時間をかけないでラクにできる家事えもん時短テクニックを紹介します。
洗濯物を早く乾かす方法
たとえば洗濯物を早く乾かす方法▼
両端に長いものを干す、真ん中にいくにつれ短いものを干すと早く乾きやすいです。
こんな風にアーチ状に干すとGOOD!▼
また速乾の方法として新聞紙を使う方法があります。
新聞紙やいらなくなった紙でもOK。
部屋干しする際は洗濯物を干しているところの床にくしゃくしゃにした新聞紙を置いておくと乾くのが早くなります。
速く乾かすことで雑菌の繁殖が防げる→臭いもしないという嬉しいメリットもありますよ。
およそ5時間以上かけて乾かすとどうしても雑菌などが繁殖しやすいらしいです。
料理をする際に気になるのがシンク。汚れていると、なんだかやる気が失せてしまいますよね。
皿洗いのついでにシンクを少しだけ洗っておくことでいつも清潔なキッチンをキープできる方法があります。
スポンジの代わりにまるめたラップでこするだけ▼
後で紹介する重曹の洗剤や、クレンザーをシンクにかけ丸めたラップでこすると汚れが簡単に取れます。
スポンジでやるとクレンザーや洗剤を吸い込むためある程度量が要りますしスポンジも当然汚れるので手間がかかりますがラップなら終わったら捨てるだけ。吸い込まないで洗剤をそのまま活かせますよ!
つづいてはカーペットの掃除テクニック。
なんとゴム手袋を使うだけでサクッとゴミが取れます。
カーペットはなるべく掃除機をまめにかけてはいますが家具の周りのホコリ、ペットの毛・髪の毛が残っていたりしますよね。
掃除機をかけた後のカーペットですが、ゴム手袋でこするだけでごらんのとおりゴミがとれました。
(手袋とカーペットが触れ合うことによる静電気でホコリを集める効果あり)
気になるところだけサッとかすめとれば本当にキレイになりますよ。
やり方はゴム手袋を手にはめカーペット上をなでるだけホコリを集めるような感じでなでればOKです。
ちなみにカーペットのシミを落としたいときはすぐ『セスキ炭酸ソーダ水』が便利です。(すぐ下で紹介します)
ソースや醤油などのシミに効きます。スプレーしてティッシュなどで拭き取ればOK。
家事えもんおすすめの洗剤を使ってみた
ここからは、家事えもんの人気を押し上げたオリジナル洗剤。
セスキ炭酸ソーダ水をはじめ万能の洗剤を紹介します!
重曹よりも洗浄力アップ!?環境にもやさしいセスキ炭酸ソーダ水
重曹よりも汚れを落とす力があるともいわれるセスキ炭酸ソーダ水。
市販されているもの▼
セスキ炭酸は100円ショップやドラッグストア、スーパーなどに置いてありまして値段は100円~と安価。
①粉状のものを水に薄めて使うタイプ
②最初からスプレーできるようになっているタイプ
があります。
①のタイプは水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯くらいで混ぜ合わせてくださいね
汚れが簡単に落ちるため何度も拭く必要がなく時短にもなります。
自然由来の成分なのでとってもエコ。
ただ注意しないといけないのはきれいに拭き取らないと白い成分が浮き上がってきます▼
(テーブルの上に吹きかけた後数分放置したもの)
肌荒れもしにくいのですが手につくと乾燥することもあるため人によっては手袋をしたほうが良いでしょう
実際にその効果を試してみました。
まずは手垢や油汚れがつきやすいリモコン▼
スッキリ!
続いては手の汚れや油汚れがつきやすいところで電子レンジの取っ手の部分▼
黒ずみが落ちましたね。
キッチンの床ですが油汚れ等が結構目立ちます▼
拭いた後サラサラになるため気持ちがいいです。
こんなところ・こんな汚れに効く
スプレーして布・ティッシュ・キッチンペーパー等で拭き取って使うと効果的です。
いろんな場所に使える!重曹+中性洗剤のミックス洗剤
二つ目が重曹を使った万能洗剤です。
これ一つあれば普段の掃除を全てカバーできるといっても過言ではないほどの威力があります。
使うのは重曹と皿洗いなどに使う中性洗剤。
そしてアルコール類があれば100点です。
家事えもんテクニックでは中性洗剤と重曹・焼酎がおすすめだそうですが、今回は焼酎の代わりにアルコールを使ってみました。
作り方は超簡単▼
作り方
- 中性洗剤(50ml)
- 焼酎(25ml)
- 重曹(50g)
1~3をボトルなどに入れよく混ぜるだけ。
実際に作ってみたのがこちら(少量)▼
(※容器は何でも良いですがスプレーだと便利です)
ボトルの下に沈んでいるのは重曹です。(ちょっと入れすぎました)
重曹は細かい粒子ですので物を磨く効果がありますよ
汚れが目立っていた排水溝(普段洗濯機から排出される水が通る場所です)がキレイに▼
ぴかぴか〜!
コンロややかんの焦げ付き、シンク、お風呂場、換気扇のしつこい油汚れに効きます。
汚れに直接吹きかけるか布・キッチンペーパーに染み込ませて使うのもありです。
最後はよく拭き取ってください。
とにかく一度使ってみると手放せなくなるほどの効果があります。
家事えもん病気?現在の活動とこれから
最後に家事えもんご本人の近況や病気の噂について触れたいと思います。
ちょっと前の話になりますがテレビに移った家事えもんの姿を見て病気なのではないかとの噂が出ました。

Twitterでも画像付きで指摘されている人もおり言われてみると具合が悪そうにも見えましたね。
詳細はわかりませんが、おそらく人気で地方の営業などもしてるそうですから、疲れがたまっていたのでしょう。
とりあえず現在も元気に活動しているので大丈夫だと思われます。
元気にツイートしています▼
あけましておめでとうございます
— 松橋 周太呂 (@matsushutaro) 2019年1月6日
今年もよろしくお願い致します
進めている企画全て早めに仕上げます、頑張ります!
早速この後、山梨県オギノリバーシティーショッピングセンターにて、14時〜、16時〜の2回トークショーがございます!お近くの皆様はぜひ!
これは今年(2019年)の初めのツイートでトークショーに出演したときのもの。
今もいろいろと活動しています。
去年の年末には新しい本も出版されていますし、今後も家事テクニックを広めてくれそうですね。
まとめ
家事えもんさんのおかげで面倒くさがりの自分でも掃除をやるようになりました。
自然に整頓・掃除するようになった効果もありましたし今では自分でアレンジなどもしていますよ。
紹介しているモノを見るといろんなヒントが詰まっていますからね。
たとえばコンビニで食べるものを買うときは弁当ではなく食材になりそうなものを組み合わせて調理したり、万能洗剤も薄いバージョンと濃いバージョンを使っておいて汚れがないところは薄いやつを使ったりなどですね。
皆さんもどんどん自分がやりやすいようにアレンジしてみて掃除、家事を楽しくやってみて下さい。
最後にこの記事の内容をまとめてみました▼
まとめ
- 家事えもん流だといつもの家事にちょっと工夫するだけで時短で&カンタンに家事ができる
- 使う洗剤は経済的かつ環境にもやさしめ
- 家事えもんは芸人や放送作家をやっている人で家事にもくわしい(資格も持っている)
- 料理のオリジナルなレシピも持っておりサラミなどを使ったチャーハンは絶品
- 身近なものが掃除道具に早変わりする(ラップやゴム手袋)
- 洗濯物を乾かすのに時間がかかりすぎると雑菌の繁殖につながるので注意
- ゴム手袋は手をガードするだけでなくシンクをこすったりカーペットの掃除にも使える
- おすすめの洗剤はセスキ炭酸ソーダ水や重曹と中性洗剤等を混ぜた万能洗剤(最近ではオキシも有名)
- セスキ炭酸も万能洗剤もキッチンや風呂場・取っ手・家具などあらゆる場所で活躍してくれる
- 家事えもんは病気の噂もあったものの現在元気に活躍している
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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