まだ使える物を寄付という形で送る
いきなり結論となりますが、粗大ごみはどのような処分方法でも基本的に有料になります。
再利用できる・できないに関わらず埋め立てなど、処分には手数がかかるためですね。
不用品回収業者はもちろん市区町村の回収サービスも有料(東京都でいえば足立区などは持ち込みすれば無料などありますが全国的に見てもごく一部)です。
ただし【まだ使える物】に限れば、寄付というで再利用してもらうことが可能です。
この記事では、無料処分ができない理由と寄付についてわかりやすく紹介します。
巡回無料回収業者は?仕組みを解説
すべて有料になるというと
巡回の無料業者を見たことがあるけれど
という方もいるかもしれません。
基本的にそのような巡回業者は許可のない違法業者で
- 無料のはずが料金(高額)請求される
- 無料で回収したものを回収業者が売っている・不法投棄している
というようにトラブル例が多数報告されています。
価値があるものを無料で回収してもらえるということはありますが、不用品の場合は基本的に料金を請求されることになります。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ▽
廃品回収は本当に無料?|無料で処分できる仕組みと注意点を解説
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まだ使えるものを寄付して再利用してもらう
無料で処分はできますが、まだ使えるものに限れば寄付という形で送料のみで処分することができます。
寄付を受け付けている業者として【ECO Trading】があり、日用品から雑貨などあらゆるものが寄付可能、段ボール箱につめて送るだけです。
家具や家電など、国内では粗大ごみとして処分しなければいけないものも寄付可能ですよ。
家電は製造年月日から〇年以内とそれぞれの寄付団体によって、決まりがありますので確認してみて下さい。
寄付したもので再利用できるものは、フィリピンなど東南アジアで再利用され、一部を国内で販売し収益を寄付という形になります。
『不用品 寄付』と検索すると寄付団体が出てきます。
寄付する際の注意点
使えるものを送る
原則として、再利用できる・使えるものを送りましょう。
基本的に再利用できるものであれば、受付をしていますが需要がないものはゴミとなり、寄付団体が処分することになってしまいます。
タイやフィリピン、カンボジアなどの子供たちに届ける活動をしている団体がほとんどですから、ただゴミを送りつけるというのは本来の目的と違います。
新型コロナウイルスの影響で中古衣類が輸出禁止になっていたり、CDなどは税関を通らないなど物品による注意点もありますので、団体ホームページを確認してみて下さいね。
まとめ
- 粗大ごみの処分は基本的に有料
- 巡回無料業者は違法業者の可能性が高い
- 使えるものを寄付という形で処分できる
- 使えるもののみを送るようにする
以上、粗大ごみの無料処分についてでした。
リユースを前提として、また誰かに使ってもらうことが目的のものですが段ボールに詰めて送るだけというのはお手軽ですね。
捨ててしまうものも、また使ってもらえますから粗大ごみ以外の日用品・雑貨の処分でも使ってみて下さい。
無料巡回業者に関しては違法の可能性が高いですから利用しないようにしましょう。