DIYで出たごみが可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみか分からない。そんな時はどうする?
日曜大工では普段の生活では出ないゴミが出ます。
木材、紙や布、木片やきくず、ねじやドリル、金属片などがそうですね。
木材は燃やせるごみに出せそうなイメージがありますが、それなりに大きさがあったらどうなんだろう?など迷うことも多いですよね。
これらのごみをどう処分するかは明確に決められていて、簡単に確認することができます。
それは市区町村のホームページを確認することです。
各市区町村のDIYで出るごみの処分方法を例に、DIYで出たごみの分別、処分方法について分かりやすく解説します。
燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみに分ける
まずは、DIYで出たごみが
- 燃やせるごみ(可燃ごみ)
- 燃やせないごみ(不燃ごみ)
- 粗大ごみ(回収が必要なごみ)
どれに当たるかをチェックしましょう。
普段、正しくごみを分別できている人は非常に少ないと言われていますが市区町村のサイトを見れば一目瞭然です。
この際に気をつけるのは物の大きさ。
各市区町村のホームページを確認したところ大体、一辺が30~35センチ以上ある場合は粗大ごみとして扱われる可能性が非常に高くなります。
木材は燃やせるごみとして出せますが、一辺が長いと袋に入っている、入っていないにかかわらず粗大ごみになる可能性もあるということですね。
逆に言えば、一辺をそれ以下にしてしまえば回収に料金がかかる粗大ごみとして出す必要がなくなります。
それではどれが燃やせるごみで、燃やせないごみになるのでしょうか。
DIY(日曜大工)で出る燃やせるごみ(可燃ごみ)
DIYで出る燃やせるごみの例がこちらです。
- 布、ウエス
- 紙、新聞紙、
- 紙製ガムテープ、テープ芯
- ペンキ(布にしみ込ませる)
- 木材(短い、小さいもの)、木片、木くず
紙や布は一律で燃えないごみ、ペンキに関しては布にしみ込ませておけば燃やせるごみとして出せます。
木材に関しては市区町村により長さや太さで、燃やせるごみになるか粗大ごみになるかが決まります。
燃やせるゴミの場合は、そのまま回収袋に入れて出すことができますが粗大ごみの場合は市区町村で決められた処分をしなければなりません。
基本的には粗大ごみセンターに予約をして、粗大ごみ回収券をコンビニなどで買い、指定された日付にゴミステーションに出すという形ですね。
この長さや太さに関しては決められている値が本当にバラバラですので「袋に入るからいいだろう」ではなく
必ず市区町村のホームページを確認するようにして下さい。
参考のために、東京都新宿区と神奈川県相模原市のホームページ例を記載しておきます。
東京都新宿区の場合
各辺の長さが30cm以下のものは燃やすごみにお出しください。それ以上は粗大ごみとなります。
新宿区公式サイトより
神奈川県相模原市の場合
木材(長さ50cm未満かつ太さ10cm以下)の場合燃やせるごみ。木材(長さ50cm以上2m以下かつ太さ10cm以下)の場合粗大ごみ
DIY(日曜大工)で出る燃やせないごみ(不燃ごみ)
DIYで出る燃やせないごみの例がこちらです。
- ネジや釘
- ガラス
- 金属片、金属くず
- ドリルの先端
- ペンキ缶やスプレー缶
- カッターの刃
- 工具(小さいもの)
こう見ると意外と分かりやすい印象ですね。
どれも危険なものが多いので、処理の際はガムテープで巻いたり、まとめて回収する方がケガしないように配慮しましょう。
特にドリルの先端やカッターの刃は注意が必要です。
厚紙などに差し込みテープで封をして、袋にカッターの刃、危険などと書いておくとばっちりですね。
工具は大きさや電動などの種類によって異なりますのでこれも市区町村のホームページを確認してください。
間違えやすいものとして、ペンキ缶やスプレー缶があります。
缶という名の通り、缶、びん、ペットボトルごみに出してしまいがちですが、塗料などが付着したものはリサイクルすることはできません。
燃やせないごみとして処分するようにしましょう。
岡山市ホームページにてDIYで出そうなごみの参考例はこちら。
釘、メジャー(金属製)、ものさし(金属製)、塗料缶(18ℓ缶未満)、ガソリンを入れる缶(5リットル未満)、カッターナイフ(新聞紙に包み、危険と記載)、かなづち、がらすくず、(新聞紙に包み、危険と記載)、缶切り、
DIYで出る粗大ごみ、出せないごみ
粗大ごみ、出せないごみに該当するものもあります。
まずは粗大ごみの一例から。
- 大きい木材
- はしご
- ほうきやモップの柄(大きいもの)
- 大きい工具ケース
これも各市区町村のホームページで確認が必要です。
一番でやすいのは大きい木材で、ある程度の大きさを超えると粗大ごみとして有料処分になります。
カットして短くするだけで可燃ごみとして出せる場合もありますので、日曜大工ついでに切ってしまうのもありですね。
それ以外は、長い、大きいものが粗大ごみです。
また、大きさに関わらず一般のゴミステーションに出せないごみもあります。
出せないごみの例一覧です。
- バッテリー
- シンナー
- ジャッキ
- 石こうボード
- レンガ
- 砂、がれき
- コンクリートブロック
これらは、販売店に引き取ってもらったり、許可を持つ業者に処分してもらうことになります。
業者に関しても市区町村のホームページから確認できますよ。
上記は、岡山県公式サイトを参考に書いていますので、市区町村によって異なりますのでご注意下さい。
粗大ごみの処分方法。無料回収、有料回収があります
大きな木材などが出た場合は、粗大ごみになるのは分かったけれど、粗大ごみってどうやって出すの?という方もいますよね。
粗大ごみの処分方法はおおよそ以下の流れになります。
step
1市区町村のサイトから連絡先を確認
まずはお住いの地域のホームページより、業者の連絡先を確認しましょう。
回収センターの電話番号と、持ち込みが可能な場合は場所の住所なども記載されています。
step
2粗大ごみの種類を伝えて予約
粗大ごみの種類をして回収してもらう日付を決めましょう。
センターの方は対応に慣れていますので、物品の大きさなどを伝えれば粗大ごみかどうかの判断もしてくれます。
回収が決まると、有料券の値段などを指定されますので日付と共にメモしておきましょう。
電話予約とは別にインターネット予約を受け付けている地域もあります。
step
3コンビニなどで粗大ごみ回収券を買う
コンビになどで指定された金額、種類の粗大ごみ処理券を買います。
処理券の例▽
日付と名前を記入する欄がありますので記入を忘れないようにしましょう。
準備ができたら、粗大ごみのわかりやすい場所に貼り付けます。
step
4指定された日付、場所にゴミを出す
後は、指定された日付、場所に粗大ごみを出すだけです。
処理券がしっかりと見えるように時間までに出しましょう。
以上です。
木製のものであれば無料回収するという地域も中にはあります。
持ち込みなどが条件になるようですが確認してみるとよいですね。
まとめ
- DIYで出たごみは不燃、可燃、粗大に分けられる
- まずは地域のサイトで種類を確認
- 分別は意外と簡単。大きさに気をつける
- 一般ごみとしては出せないものもあるので確認
- 粗大ごみの場合は有料回収になる
以上、DIYで出る木材や金属などの処分方法でした。
- 布、ウエス
- 紙、新聞紙、
- 紙製ガムテープ、テープ芯
- ペンキ(布にしみ込ませる)
- 木材(短い、小さいもの)、木片、木くず
は可燃ごみ。
- ネジや釘
- ガラス
- 金属片、金属くず
- ドリルの先端
- ペンキ缶やスプレー缶
- カッターの刃
- 工具(小さいもの)
は不燃ごみ。
それ以外の大きいものは粗大ごみ、出せないごみと覚えておけばよいですね。
大量にある場合は、不要品回収業者などにまとめて処分してもらった方が安く済む場合もありますので検討してみて下さい。
正しくごみを処分して、よりDIYが楽しめるとよいですね。
大量ごみが出た場合、お得に処分する方法▽
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