遺品整理の写真は気持ちに合わせた処分方法がある
遺品整理で大量の写真が出てきた場合、どう処分するか整理に困りますよね。
故人との関係により残しておきたい大事な写真があり、逆に見たくないような写真が出てくることもあるかと思います。
写真自体は燃やすごみとして出すことができますが、なんとなくそのままごみに出してしまうのはしのびないという方もいます。
この記事では、大量の写真が出てきた場合の気持ちにあわせた処分方法を紹介します。
基本的な写真の処分方法
写真の量に関わらず、いくつかある写真の処分方法を紹介します。
大事な写真はとっておく
写真は思い出を残すものですので、必ず処分しなければいけない訳ではありません。
- お気に入りの写真
- 冠婚葬祭の写真
- 故人の人生の節目の写真
など、大事だと思うものはとっておきましょう。
保存状態にもよりますが、アルバムなどが古くなっていれば張り替えたり、補修をしてとっておきましょう。
デジタルデータ化して残す
写真をプリンターで読み取ってデジタルデータとして保存することが可能です。
デジタルデータであればスマホやパソコンの中、オンライン上などに保存できますので保管場所に困りませんね。
プリンターで読み取らずとも、スマホでそのまま撮影してしまうという方法もありますし、管理するためのアルバムアプリも豊富にあります。
デジタルデータ化して、実物の写真は大事なもの以外捨ててしまうというやり方はおすすめです。
供養(お焚き上げ)してから捨ててもらう
全国のお寺や神社で、写真の供養(お焚き上げ)処分を行っています。
そのまま捨てるのが名残惜しい、何か気持ち的にすっきりしない場合は、お焚き上げしてもらうことで気持ちよく処分することができますね。
料金がはっきりと決まっていない場合が多いですが、相場としては5000円~となっています。
形見分けする
故人に関係の深い人に形見として分ける方法もあります。
メリットとしてはそれぞれの写真が大事にしてもらえることで、分ける方も、分けられる方も気持ちがよいです。
それなりの量があったとしても、全部欲しいという方もなかにはいるかもしれません。
無理やり押し付けるものではないので、親族が集まったときなどに思い出に浸りつつ、本当に必要な写真だけもらってもらうのがよさそうです。
遺品整理で大量に写真が出てきた場合
遺品整理で大量に写真が出てきた場合、まず基本的な処分方法に沿って量を減らしましょう。
大量の写真をすべて残しておきたい、でも保管しておく場所がないという場合は業者に頼んでデジタルデータ化してもらってもよいですね。費用としてはそれなりにかかってきますので注意しましょう。
残しておきたい写真だけを選んで、そのほかを処分したい場合で、近くでお焚き上げができないなどの場合は宅配でお焚き上げを受け付けている業者もあります。
段ボール箱ひと箱5000円~で処分というところが多いですね。
特に写真自体に気持ちがないのであれば、そのまま燃やすごみとして出しても問題はありません。
ただしプライバシーにかかわる写真などもありますから、裁断して状態が分からないようにしたいですね。
デジタル写真の整理について
遺品の中でデジタルデータした写真が大量に出てきて整理に困るという方もいます。
デジタルデータの場合は、保管場所的にはかさばらない為
残しておきたいか・そうではないか
の問題となってきます。
後から見返したくないのであれば、消去してすっきりしてしまうという方法もありますね。
気持ちの問題で移り変わりやすいものですから、処分を急ぐ必要はないでしょう。
まとめ
- 遺品整理の写真処分は気持ちがポイント
- 大事な写真はとっておく
- デジタルデータ化して残す
- お焚き上げして捨てる
- 形見分けする
- 大量処分の場合は宅配業者などを利用する
- 燃やすごみとして出すこともできる
- デジタル写真の処分はゆっくりと
以上、この記事のまとめでした。
遺品整理での写真処分のポイントは【気持ち】になってくるかと思います。
思い出にはいいもの・悪いものがありそれらをどう残したり捨てていくかは大変な作業です。
大量の場合は少しずつゆっくりと処分していくのがよさそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!