今や家庭の掃除アイテムには欠かせない存在となっているオキシクリーン。愛用されている方も多いのでないでしょうか。
世界中で愛されている洗剤のオキシクリーンですが、日本製とアメリカ製があることを知っていましたか?その違いは何なのか?
今回は2つのオキシクリーンの違いや特徴、そして日本製とアメリカ製を使い分けての掃除術を紹介していきます。
オキシクリーンはアメリカ生まれ
もともとは海外で万能洗剤として大人気の粉末漂白剤オキシクリーン。
主成分の過炭酸ナトリウムが水に溶けることによって酸素の泡を発生させ、汚れを分解し、さらに漂白するチカラを持っています。
しかも強力な洗浄力を持ちながら、染料を脱色しないため繊維を傷めにくく、色柄ものにも安心して使えるという特徴があります。
ココに注意
ウール・ウール混紡・シルク・革製品には使用しない
衣類だけでなく、キッチンやお風呂、玄関などの掃除にもマルチに使える洗剤として注目されています。
コストコで購入できるということで、日本でもじわじわとその知名度がSNSなどで広まり、「家中いろんな場所に使えて、頑固な汚れを落とす」洗剤として人気沸騰中です。
そんなことから最初はアメリカ製のオキシクリーンだけが扱われていましたが、日本仕様に成分を変更した日本向けのオキシクリーンも扱われるようになりました。
では日本仕様のオキシクリーンとは一体どういったものなのか、解説していきます。
日本製オキシクリーン
こちらが日本製のオキシクリーンになります▼
日本製は界面活性剤が不使用というのが大きな特徴です。
無添加なので真っ白な粉末になります▼
そのほかにも日本製のオキシクリーンにはこのような特徴があります。
①すすぎがラク
界面活性剤が入っていないため、泡立ちが少ない
②香料が入っていない
香料無添加なのでニオイに敏感な方や、衣類にニオイをつけたくないといった方向け
③1回の使用量が少なくていい
アメリカ製よりも使用量が少なく、容量も少ないものでいいので収納場所を取らない
肌が弱い方や界面活性剤に抵抗がある方などは、日本製オキシクリーンがおすすめです。
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アメリカ製オキシクリーン
ではアメリカ製はどのような特徴があるのか、解説していきます。
こちらがアメリカ製オキシクリーン▼
「オキシクリーンEX」と記載されているのが、日本製と見分けるときのポイントになります。それとサイズが大きい。
アメリカ製の特徴は、界面活性剤が入っているということ。それと、香料も入っています。
青い粒状のものが、界面活性剤になります▼
こちらはガンコな衣類、住居汚れをとにかくしっかり落としたい方におすすめです。
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日本製オキシクリーンで衣類洗濯
界面活性剤不使用で無香料の日本製オキシクリーンは、無香料で衣類の生地にもやさしいので、衣類洗濯に使うことをおすすめします。
通常の洗濯に、オキシクリーンに漬け置きする「オキシ漬け」、部分的なシミ抜きなどに使うことができます。
洗濯機の場合
洗濯機に衣類用洗剤を入れ、オキシクリーンをスプーン1杯加えるだけ。
ココに注意
ほかの漂白剤を入れてはダメ!
オキシ漬けの場合
【水4ℓに対して、オキシクリーン1杯】
①オキシクリーンをお湯(40~60度)で溶かし、つけたいものを入れる。
②溶液に1~6時間程つけ置きした後、通常どおり洗濯をして洗う。
シミ抜きの場合
【水80mlに対して、オキシクリーン1/8杯】
①オキシクリーンをお湯で溶かし、溶液を作る。
②衣類の汚れを拭き取り、溶液を直接汚れにつける。
③5~10分ほど置き、表面が乾ききる前に柔らかい布でふき取るか、しっかりとすすぐ。
オキシクリーンの分量や放置時間などは、あくまで目安です。
汚れや生地の状態によって、洗剤の量を増やしたり時間を長くするなど、調整をしてください。
衣類の汚れによって、洗濯方法を使い分けて汚れを落としてみましょう。
アメリカ製オキシクリーンでお風呂掃除
オキシクリーンは濃度を調節して使える優れもの!アメリカ製は界面活性剤入りで洗浄力も強力です。
ですから毎日生活する住居のさまざまな汚れ(キッチン・リビング・玄関・お風呂場など)に使うことができ、しっかりと汚れを落としてくれます。
今回は入浴後のお風呂を掃除していきます。残り湯を使えば、水の節約にもなりますね。
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1残り湯にオキシクリーンを3杯入れる(お湯の量や汚れ具合によって、洗剤の量を調節する)
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2オキシクリーンをしっかり溶かすため、棒などで混ぜる
掃除で使うスポンジが取っ手付きなので、それを使って混ぜました▼
日本製と違って、泡立ちがいいです!▼
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3ついでにつけ置き洗いしたいものを浴槽に入れる
風呂いす、洗面器、子供のおもちゃや踏み台も洗いたかったので入れました▼
あとは20分~6時間つけ置きした後、ブラシやスポンジで軽くこすり、水ですすいで完了です。
浴槽をキレイにするついでに、小物もまとめてつけ置きして効率よく掃除ができるので、とてもおすすめです!
オキシクリーンの効果が発揮されるのは20分から、最大6時間まで。 6時間以上つけ置きしても効果はない。
まとめ
日本製とアメリカ製のオキシクリーンとでは大きな違いはなく、どちらも優秀な漂白剤。
汚れを落としたいものによって、2つのオキシクリーンをうまく使い分け、毎日の掃除に取り入れてみてはいかがでしょうか。
どちらのタイプもドラッグストアやホームセンターなどで扱われているので、気になる方はぜひ手に取られてみてください。
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