粗大ごみがなかなか捨てれない
なるべくお金をかけないで処分したい
という方は見てみてください。
粗大ごみにかかる手数料(区や市に払うお金)の話から処分費用の節約方法までを解説しました。
粗大ごみの手数料(処分の費用)を安くする方法
粗大ごみは普通タダでは処分できません。
粗大ごみは基本、ごみ袋では出せないような家具とか家電とか金属類をいいますが、
その手数料は一点あたり数百円~千円超。
たとえば新宿でみると、
カーペット | ¥1,200 |
自転車(電動式) | ¥1,200 |
ソファ | ¥800~2800 |
ベッド | ¥1,200 |
ほかの区でもだいたい同じ料金です。
何点もあればそれなりに値段もしますよね。
中野区で筆者が粗大ごみを出したときも、トータル5,000円以上しました。
安くする方法はシンプルに、売る・減らすです。
売るは、フリマアプリを活用したり、知人に譲ったりですね。
手間もかかりますが、少なくとも手数料の支払いはありません。
あと、リサイクルショップを利用するという手もあります。
買取にきてくれるところはとくに便利ですね。
出張買取のショップの例▽
上記店舗は、大井町や早稲田、永福などにあります。
ただし、家具や家電なら何でも売れるというわけではないので注意してください。
たとえば、上の店だと家電は製造から5年以内、家具ならブランドものという条件があるので注意。
つづいて【減らす】についてです。
売ることも減らすことにつながりますが、
ここでいうのは、粗大ごみを分解したり細かくしたりして、ごみ袋に入れて普通のごみで出すいうことです。
もちろん小型家電など分解したらダメなものは、出すことはNGですが、
プラスチックでできたものなら万能のこぎりで細かくすれば、出せるものもありますよね。
万能のこぎりの例▽
※ホームセンターやオンラインショップで1,000円程度から売っています。
たとえば大きなラックだったり衣装ケース、ふとん、カラーボックス、ごみ箱、木製の家具などですね。
ただ万能のこぎりはピンからキリまでで、安いものだと多少切るのに力がいります。
粗大ごみを売る・減らす以外に費用を抑える方法
これは車で都の施設などに自分で粗大ごみを運ぶ方法です。
"持ち込み"とか"自己搬入"といいます。
粗大ごみの手数料を払うよりは、安くなります。
粗大ごみの種類によっては無料で済む場合も。
町田や調布、八王子など市ではやっているところが多いです。
料金や持ち込み場所もホームページにのっているので確認してください。
また、持ち込みができない区もあるため注意してください。
持ち込みができる区
杉並・練馬・板橋・墨田・足立・江戸川・葛飾・港・品川・大田・世田谷
持ち込みのほかにも、該当する方のみですが、
手数料の免除とか減免をおこなっています。
たとえば生活保護を受けられている方など該当する方は、この制度を利用することをおすすめします。
免除は手数料ゼロ、減免は手数料が安くなるということです。
粗大ごみに出せないもの(リサイクル家電)
粗大ごみには出せないものにリサイクル家電があります。
リサイクル家電
- テレビ
- 冷蔵庫 (冷凍庫のみのやつも含む)
- 洗濯機 (服の乾燥機も含む)
- エアコン
出せないのであれば、どうするかというと
- 自分で区や市が指定した場所に自分で持ち込む
- 家電を取り扱うお店に引き取りを頼む
- リサイクルセンターや回収業者へ引き取りを頼む
といった方法があります。
自分で運ぶ場合はもちろん収集運搬の料金はかかりません。
ただお店に運んでもらうとお金をふつうはとられます。(筆者も中野区内で2千円とられました)
リサイクル料金は、どうしてもかかります。
安くはできないため注意してください。
ビックカメラやコジマなどの家電量販店でリサイクルの申し込みや値段が確認できます。(役所のHPでも値段の確認が可能)買い替えと同時にリサイクルを頼む場合は収集運搬の料金が通常よりも安くなることが多いですよ
では粗大ごみ関係の話のおわりに制限についてちょっとだけ触れておきます。
当たり前の話ではあるのですが、いつでも粗大ごみが出せるわけではありません。
出せる日が月に2回とかそういった制限がありますし、特別出せる個数について制限がないように見えて役所に問い合わせてみたら何点までと言われるときもあります。(状況により例外もあります)
早く処分しないといけないとか、大量にありすぎてまだ整理だけでも大変いうこともあります。
そういったときは、大量処分が可能で片付けや分別もしてくれる民間の回収業者を利用する人もいますね。
ただお金もかかってくるので、できるだけ費用を節約する方法をつぎで説明したいと思います。
不用品回収の業者へ払う料金を節約する方法
回収業者もいろいろです。
そして料金にも違いがありますね。
区や市から委託されている民間の業者にはホームページを持っているところもあり、
料金が書かれてたりします。
業者へ頼んだほうがいいケース
繰り返しますが、粗大ごみの手数料を役所に払って出したほうが一般にはお得。
ただ出せないとか時間がないとか、さきほど言った粗大ごみの収集日を待っていることができない
といったケースもあると思います。
あとはリサイクル家電が混じっていて処理が面倒だとかもそうですね。
どうせなら、安いところで、かつ安心して頼めるところを探しましょう。
以前、東京都での回収業者をおすすめランキングという形でまとめましたので、
どうぞこちらもよかったら参考にしてください▽
東京都のおすすめ【不用品回収業者】の格安ランキング&比較
続きを見る
業者へ払う料金を安くする方法
節減のコツは、値段交渉です。
ただ交渉といっても、できそうにないタイミングもありますよね。
そこで、あまりこみいった方法ではなくシンプルな方法を試すのがGood▽
コツ
- 断ろうとする
- 他社の値段をちらつかせる
- 最初に値段をいろいろと比較して検討しているということを伝えておく
まず「断る」ということですが、これは見積り後にやんわり断る方法です。
これにより料金を下げましょうかという向こうからの提案を待ちます。
言い方にもよりますが、そのまま話が流れた場合はあとで再度頼めばOK。
見積額が知れただけでも違いますね。
ただ断りにくい状況もあるかもしれません。(とくに家に見積りに来てもらった時など)
そんなときは、他社ではいくらだったというふうに交渉してみましょう。(他社の値段を言う)
安くしてくれるかもしれません。
実際には他社で見積りをとる必要はなく、提示された金額よりも少し安い金額を言ってみるのがいいですね。
「何というところで見積りをとってもらいましたか?」ときかれたら、名刺ももらっていないしいろいろホームページもみた上で適当に連絡したのでよく覚えていないとでも言えばOKです。
また、断りやすい感じでいきたいときや様子見をしたいときは最初に検討しているからまだ頼むかどうかもわからないということをはじめに電話などで伝えるといいですね。
以上、不用品の回収業者を利用するときに限りませんが一般的な値下げの方法でした。
都内でのトラック積み放題について
これは注意点でもあります。
業者へ頼むときは注意しましょう。
それはトラック積み放題についてです。
普通は~放題というと、定額を払ってあとは好きなだけというパターンですが、
業者によっては、積み放題といっても放題ではなく量が多ければその分高くなることが多いと思います。
(いろいろと検証したわけではないですが問い合わせ時にそう言われたことが多かったです)
それだと事前にいくら払えばいいのか人によっては読めないと思いますので見積りを取ってもらったほうがいいですね。
それから値引き交渉をしたり、量を減らせるのであれば減らして安くしていくという感じです。
まとめ
粗大ごみの処分は、まとめて早く処分したいとかできるだけ費用を抑えたいとかの
ニーズの違いで回収の業者に頼んだらいいのか、自治体へ持っていってもらったほうがいいのかが違ってきますね。
またリサイクル家電にはリサイクル料がかかり、この部分は削れないことも注意です。
多少の手間がかけられる場合は売るとか処分場へ持ち込むとか、細かくするで対処するとお金もあまりかかりませんね。