SNSやママさん達の間で大人気のウタマロ石けん。
人気だからといって、その成分や危険性について知らずに使用していませんか?
ウタマロ石けんには「蛍光増白剤」というものが含まれています。
人によっては、蛍光増白剤を使うことを避ける方もいらっしゃいますが、なぜ避けるのか?蛍光増白剤とは一体何なのか?
また、蛍光増白剤が含まれているウタマロ石けんの使い方などを、今回は解説していきます。
「蛍光増白剤」って何?
蛍光増白剤は染料の一種で、簡単に言うと、見た目をより白くさせる成分のこと。
目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)
蛍光増白剤は漂白剤と違って、汚れを無色にするのではなく、黄色みを打ち消して白く見せるものになります。
なので、白物に使う場合には白さを増し美しくみせる働きがありますが、淡色の衣料は本来の色と違った色になり、生成(きなり)の衣料は白くなってしまいます。
市販の洗剤に蛍光増白剤を配合する場合には、必ず「蛍光剤配合」と成分表示することになっていますので、家庭にある洗剤は配合されているかどうか、一度確かめてみるといいでしょう。
蛍光増白剤の身体への影響は?
蛍光増白剤の安全性
現在使用されているものについては、急性毒性、慢性毒性、発ガン性などの問題はないとされています。
ただ、使う量や体質などにより、皮膚刺激やアレルギー反応を起こすことも考えられるので、通産省通達により、家庭用品については蛍光増白加工は必要最小限にとどめること。
乳幼児用製品についてはできる限り避けること、とされています。
食品衛生法では、食器、器具、容器等への使用を認めていません。
環境への影響
蛍光増白剤は環境中ですみやかに分解するとされていますが、条件によっては残留して蓄積することもあると考えられ、実際に河川や海洋、地下水からも検出されています。
ウタマロ石けんの蛍光増白剤について
ウタマロ石けんに配合されている蛍光増白剤は、安全性が確認しているものを使用しています。
そのことを理解したうえで、使われているママさんや主婦の方もいるのではないでしょうか。
長年人気商品のウタマロ石けんは、泥汚れなどガンコな汚れを落とす抜群の洗浄力と、衣類などの白さを取り戻し美しく仕上げてくれる蛍光増白剤のチカラが、石けんの魅力となっています。
ウタマロ石けんは、部分洗い用の石けんですので、衣類全体を蛍光増白剤で洗い上げるわけではありません。
ですが、安全だといっても添加物には変わりありません。
できるだけ添加物を使わずに汚れを落としたい!という方は、「ウタマロリキッド」をおすすめします。
ウタマロリキッドは、無けい光の部分洗い用洗剤になります。
蛍光増白剤が配合されていない、でも洗浄力はしっかりある洗剤となっていて、ウタマロ石けんと同じようにガンコな汚れを落としてくれます。
また、おしゃれ着などのデリケートな衣類の洗濯にも使えるので、自宅で簡単クリーニングができてしまう洗剤になっています。
ウタマロ石けんを使うのは心配。そういった方は、ウタマロリキッドを使ってみてはどうでしょうか。
蛍光剤配合された洗剤の使い分け
毎回の洗濯に、蛍光増白剤入りの洗剤を使う必要はありません。配合されていない洗剤でも、衣類の汚れを十分に落とすことはできます。
では、どういった場合で蛍光増白剤入りの洗剤を使えばいいのか?紹介していきます。
蛍光増白剤入り洗剤を使う場合
白い衣類の部分洗い
ワイシャツのエリ・そで汚れはもちろんのこと、野球などのユニフォームについた泥汚れ、靴下の皮脂や泥汚れなども洗うことができます。
うっかり白い服につけてしまった、ファンデーションや口紅などの化粧品汚れも、しっかり落とすことができます。
白い上靴、スニーカー
白い靴にこびりついてなかなか落ちない、黒ずみもウタマロ石けんでキレイに落とすことができます。
また、石けんには除菌、消臭効果があります。
汚れを落とすだけでなく、生活の中で気になる臭いの汚れも、一緒にしっかり除去することができます。
※すべての菌を除菌するわけではありません。
蛍光増白剤入り洗剤を避ける場合
ウタマロ石けんは、安全性が確認されている蛍光増白剤を使用していて、身体への害はないとされています。
しかし、肌が敏感な方や、赤ちゃんや子供の肌が弱い方などの衣類の洗濯には、使用を避けておくと安心ですね。
また、淡い色の衣類に使ってしまうと白っぽくなってしまうことがあり、色柄物は色落ち、変色する可能性がありますので、蛍光増白剤が無配合の洗剤を使用して選択するようにしましょう。
蛍光増白剤無配合の洗剤
先ほど紹介したウタマロリキッド以外にも、蛍光増白剤が無配合の洗剤はありますので、いくつか紹介します。
『トップ クリアリキッド洗濯洗剤』
皮脂を原因とする汗、ニオイなどの見えない汚れやドロ汚れも落とし、清潔感のあるクリアな洗いあがりを実現します。見える汚れから見えない汚れまで、様々な汚れに対応。
『アタックZERO(ゼロ)洗濯洗剤 液体 ワンハンドプッシュ』
メーカー洗剤比較アタック液体史上最高の洗浄力、落ちにくい汚れゼロへ。洗剤残りのないセンイ本来の肌触りに、洗剤残りゼロへ。洗たく槽のニオイにも。
『さらさ 洗濯洗剤 液体』
「高活性オーガニック酵素」を新たに配合し、蛍光剤・漂白剤・着色料を無添加でも汚れをしっかり落とし、衣類を本来の白さへ仕上げます。
天然由来の香料成分を使用した「やさしい柑橘系の香り」です。
『arau. アラウ 洗濯用せっけん』
●高い洗浄力・高い生分解性・ナチュラルで素肌にやさしい洗いあがりの洗濯用せっけんです。
●ラベンダー&スペアミントの天然精油配合。
●合成界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、合成香料、着色料、保存料 無添加。
●無添加せっけんと天然ハーブのチカラでふっくらやわらかな洗いあがり。
まとめ
いかがでしたか?蛍光増白剤の成分や使い方について知ることで、明日からの洗濯法も変わるのではないでしょうか。
また、何も知らないまま、人気だからといって使ってみるということは、できるだけやめましょう。
ちゃんと理解し、自分や家族にはそれが合っているかどうかということをしっかりと考え、それから使用することが大事です。
蛍光増白剤の洗剤も、白いものをよりキレイに美しく見せたいのであればおすすめですし、不安があれば無理に使用する必要はありません。
毎日の洗濯が、よりよいものになるように洗剤を使用していきましょう。
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