収納のコツ

【超シンプル】押入れの片付け方法やコツ|不用品を回収して押入れをすっきりしてみた

もっとすっきり暮らしたい」という方にはモノがたまりやすい押入れの片づけがおすすめです。

よく言われるのは、

他のところも片づけたくなった

気分がラクになった

仕事や趣味に集中できるようになったなど、こういったメリットもバカにできません。

今回の片付けのひとつのコンセプトは『あまりお金をかけない&すっきりさせる』です。

片付けのプロの意見も所々で参照しました。

かんたんな4つのステップで収納スペースがグッときれいになるのでぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

どんな押入れ・クローゼットかで片付け方が違う

押入れがない家でも収納スペースはあると思います。

押入れ・クローゼットにモノをいっぱい詰め込んでいるという家庭もありますね。

今回、片づけしてみたのはこの押入れ▼

奥行き1m、幅2mの(民家では)典型的なサイズの押入れです。

奥には不要になった家電・本・各種袋などいろんなものが詰まっていました。

(見た感じ、CDも何百枚とありました)

あとで片付けたあとの写真も含めくわしくお見せします。

(注:所有者から写真の掲載の許可をいただいてます)

ではここで最初に片付けの大まかな流れ(フロー)を説明しておきます。

以降はこのフローにふれつつ、説明していきますね。

片付けのフロー

大事なのはステップ3で、その次にステップ4。

step
1
片付け日をきめる

思い立ってすぐやるよりも前もって”決めておく”ことで無意識にでも片付けの態勢に入る→作業の能率UP!

step
2
大ざっぱでOK!終わる時間や片付け後をイメージ。

この時間までに終わらせよう!ではなく"だいたいこれくらいかかるかな"とゴールをイメージ→終わりをイメージしてないと途中で片付けがイヤになる可能性もあるからです。

step
3
捨てるものを取り出す

捨てる=片付けといってもいいくらい重要な作業。

step
4
見た目よく収納&きれいに並べる

多少の見た目も気にしましょう。ご自分の好きな感じでOK!(シンプル系とか棚多めとか、モノクロとか)

タイプ別:片付け方の違い

不用品や当分使わないものばかりをいろいろ詰め込んだタイプの押入れは、まさにいかにモノを減らすかという片付け方になります。

先ほどお見せした押入れがまさにそうですね。

フローでいうとステップ2に一番時間がかかりやすいです。

そのほか布団や布類などがメインで入っているタイプではいかにコンパクトに、かつ後々布団などを出しやすい形で収納するかがポイントです。

イメージ▽

フローでいうとステップ3がメインですね。

布団も圧縮できるものが売っていますね、コンパクトにまとめることが可能です▼

(100円ショップのダイソーの商品)

すき間なく洋服をかけているクローゼットのタイプでは着ることのない服を捨てること・あとあとわかりやすいようにきれいに並べることがポイントですね。

イメージ▽

今回ですと最初のタイプ、いろんなモノをぎゅうぎゅうに詰め込んでいる押入れが対象です。

このタイプはゴミが多く出たり家庭によっては不要品の回収もからんできますね。

押入れの片付けはそんなに難しくない!?

片付けしたいけどなかなか踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。

主婦
モノを捨てるのに労力がかかるし、お金もかかりそう。
主婦
一日中、いや何日も時間がかかるかも。

片付けのプロ『こんまり』こと近藤麻理恵さんの意見を借りると、、

そもそもどうして片づけは「むずかしい」のか、(中略)、片づけという行為は、あっちのモノをこっちに移動する(中略)という単純作業の連続です。することだけで考えればけっしてむずかしいことではありません。著書「人生がときめく片づけの魔法 改訂版

(個人的にはこんまりさんは片づけのモチベーションをかなりアップさせてくれるという認識で、単純作業たる片づけにはこんなすごい効果があったのかと驚かされました。)

関連記事▽

アメリカで大ブレイク『こんまり(近藤麻理恵)』さんの片づけ術まとめ。人生がときめく片づけの魔法を読んでみた

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しかもシンプルに”モノを捨てるから始める”→あとは”残ったものを収納する”というとらえ方で充分。

片付けは、そこまで難しいものではありません。

たしかにモノがぎゅうぎゅうに詰まっていたりすると時間がかかりそうでためらう方も多いです。

あとホコリかぶってたりするとなおさらですよね。

ただ片付けのプロたちの片付け術なども参考にした上記のステップを具体的に順を追ってやれば割と簡単にきれいになるものですよ。

では具体的な片付けのコツや収納アイテムを次から紹介していきますね。

片付けで重要なのは不要なものを捨てる(仕分け&ゆるい断捨離)

本題のステップ3に入る前にステップ1(片付け日を決める)について補足です。

一日でやったほうがいいというわけではなく日を分けてもOKです、まとまった時間がとれない方もいますよね。

要は単に「前もって決めておく」というのがポイントです。

ではステップ3の断捨離について。

モノを捨てるコツは?

断捨離といっても何でもかんでも捨てればいいというものではありません。

あとになってやっぱりあれは必要だったというケースもありますね。

ただ逆にモノがぜんぜん捨てられないと片付けもはかどっていきません。

ですので極端に減らすのではなくバランスが重要だと思います

①すっきりさせるコツは押入れに詰まっているモノの容量の2割減を目指すことです。

洋服や布類などいっぱいあってどうしても2割の容量分が減らせないという方は圧縮袋を使ったり、たたみ方をコンパクトにすることでかさ張りを減らしたりして工夫ができますよ

そして捨てやすい環境を作っておきます。作業スペースを確保していないとストレスがかかりやすいです。

どうせならすっきりとキレイな状態を想像しながら楽しくやったほうがいいですよね。

不要なものを集めるスペースがない、不用品が多すぎるという方はモノを種類ごとに分けて箱・ケースなどに収納しながらやってください

たとえば今回の押入れではモノを取り出して置いておくバックスペースを確保していましたし、取り出すスペースを空けるため戸を2枚外しています

上の押入れがきれいになるのに約2時間。捨てるモノを丸ごと即座に持って行った(回収した)こともあり、片付くのが予想以上に速かったです。下のほうで片付け後の写真も掲載していますので見てみてください。

あとはちょっとした③ゴミ捨ての知識があると便利ですね。

ゴミの出し方は知っている方も多いと思いますが、粗大ごみなどに関する知識を少し持っているだけでモノの捨て方も変わります。

たとえばいつものゴミ捨て場で捨てれるのにお金を払って処分したりということが回避できますし、捨てる作業のときもこれは普通のごみ、これは粗大ごみに出さなきゃと考えながらモノをまとめておくことができます。

次に、その知識を少し紹介しておきます。

粗大ごみで出せるものと出せないものを知っておこう!

よくある事例として不用品を倉庫や別の場所においてその別のところでまた不用品がたまっていったという方もいます。

つまりただ不要なモノが移動しただけというケースですね。

捨てれれるものはさっさと捨てたいものです。

今や各自治体でゴミ出しのためのアプリがあったり役所のWebサイトをみるとどんなゴミを出せるのかが簡単にわかります。

ゴミ出しの知識をまとめてみると以下のとおり▽

ごみ出しの知識

  • ゴミに出せないものはテレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコンの4品目
  • 4品目ではないのなら基本、大きいのものは粗大ごみへ(このとき各自治体のサイト等を見てみる)
  • ただし、タイヤや灯油など一般のごみとしても粗大ごみとしても捨てれないものもあるので注意する

だいたいこの順番で考えていけば大丈夫です。

粗大ごみの出し方は各自治体のサイトやアプリを参照してください。

粗大ごみの券やシールを買う・貼るのが面倒

粗大ごみの日が少なくてモノが一向に減らない

小型の電子機器を専用ボックスで回収するのが手間、ゴミに出せないで困っているなどという方は回収業者がおすすめです。

注意ポイント

一般廃棄物処理業の”許可をもらっている”か自治体と契約を結んでいる”委託業者”かに頼むのがベストです!

テレビや洗濯機など家電4品目に関しても家電ショップ・電器店で引き取りしてくれるお店もありますね。

ただ近くにそういったお店がなかったり、持ち込みでしか受け付けなかったりという地域も多いですのでそういった方もきちんと料金を確認して業者に頼むのも手です。

どうしても当分の間捨てることができない方は、最近駐車場など空いた土地で多くなってきたレンタルスペースを利用するという方法もありますよ▽

(レンタルスペースの料金と捨てる料金を充分比較してください、レンタルスペースの料金体系もまちまちです)

合わせて季節ものなども保管しておくと便利かもしれませんし、そもそも収納スペースがいっぱいでモノがあふれている家庭ではこのレンタルスペースはおすすめです。

イオングループがやっている家事サービス『カジタク』では早くから布団の圧縮サービス、洋服類をクリーニングしたうえで保管までしてくれるサービスを展開しています。

片付けのその2はざっとカテゴリー分けして箱に収納

仕分けして捨てた後は、モノをケースや棚にいれていきます。

本なら本、雑誌なら雑誌とカテゴリーを分けてまとめて棚・ボックス・ケースへ

これも徹底する必要はありませんが、なるべく箱に種類(カテゴリー)別にモノを入れていこうということですね▼

あとで取り出すようなものは取り出しやすい位置に置いておくというだけですね。

収納のコツは・・

コツ

  • 収納ケースにこだわらない
  • 見た目を気にする(自分の価値観で)
  • 取り出しやすいようラベリング(できれば)

収納ケースには基本こだわらない

大型スーパーやホームセンターなどにいくと丈夫でデザイン性のある収納グッズがたくさん置いてあります。

たとえば無印良品ならシンプルなカラーのものが定番ですね。

100円ショップのセリアもシンプルなデザインのものが多いです。

こりだすとキリがないし押入れなどの収納スペースは見えないことが多いので基本こだわらないほうが片付け作業にとりかかりやすいです。

押入れなどの整理はあまりやることがないと思いますのでタイミングも大事です

今回片付けをした押入れには100円ショップの収納ケースを使いました。

紹介しておきますね。

100円ショップのダイソーで買える収納グッズの紹介

今回は大きな店舗が多いダイソーからです。

広めのお店では収納グッズもかなり充実しています。

まずは段ボールでできた収納ボックスです▼

これは100円の商品でサイズが分かれています。

続いては布製の収納ボックスといわれるものです▼

チャックがついている布製の収納ボックスで大きなものがありました▼

そのほかにもいろんな大きさのボックス、そしてカゴ類もたくさんあります。

つっぱり棒や網のラックも収納には役に立ちますが置いていますね。

見た目(見栄え)を良くする

外から見えにくいところでもきれいな見た目にしておくとすっきりするものですね。

自分の価値観でどう整理したらすっきりするだろうかと考えてきれいに配置をすると良いかもしれません。

モノを減らしても乱雑な感じだと台無しになるので最低限見た目もこだわりましょう。

きれいなものを見るとその場所にたいする印象も良くなります。

できればラベリングしておく

(撮影許可済み)

カテゴリー別に分けてもはっきりとは分けていないところがあってもラベリングしておくと便利です▲

後でスムーズに取り出しができますし、モノをしまうときもどこに入れればよいか迷いませんよね。

効果はそれだけにとどまりません▼

この記事の中でクローゼットオーガナイザー瑞穂まきさんという方が登場しますがラベリングや収納のコツをおっしゃっていますね。

ものの存在が文字でパッと目に入ってくるので、持ち物を把握できて増やしすぎ防止にもなるんですよ。

引き出しがいっぱいになったら、『ちょっと詰めて入れちゃおう』ではなくて、ラベルのある範囲に収める。そのクセをつけると、きれいなクローゼットにつながるのではないでしょうか

引用元:https://hokuohkurashi.com/note/130435(北欧、暮らしの道具店)

ちなみに記事に出てくるラベルを作るガジェットですが、やってみたいと思ったのがスマホでラベルが作成できるところですね。

押入れビフォーアフター

では最後にビフォーアフターを確認します。

繰り返しますが、これが片付け前の押入れです▼

(奥行き約1m×幅約2mで大人の方が横になれるほどのスペースです。)

片付け後に撮ってもらった写真▼

さきほど紹介した100円ショップの商品も使われていますよ。

そして一般のゴミは3袋分(1袋の容量45リットル)くらい、回収するゴミというか不用品がこちらです▼

回収&粗大ゴミになった品目▼

  • 扇風機1台
  • 液晶テレビ1台
  • PCキーボード2台
  • CDステレオみたいなもの
  • アイロン
  • ホットカーペット(6畳分)

正直これ以上に回収する品がたくさんある家庭も多いですが、この押入れだけでもここまでスッキリとしてゴミも減ったためかなり片付けの効果は大きかったといえますね。

まとめ

ポイントは不要なものをさっぱり捨てることでした。

あとはシンプルにモノをなくせばだいたい片付けは成功だ!と考えておくことがコツです。

きれいに収納をしておくともう散らかしたり不要なものをたくさん溜め込むこともなくなる可能性が高いのでメリットは絶大ですよ。

次回は倉庫やガレージで大きいゴミを回収していますので、倉庫などをキレイにしたい!という方はぜひブックマークよろしくお願いします!

まとめ

  • 順を追ってやるようにすれば面倒な押入れの片付けも簡単になる
  • 不要なモノを捨てれれば(できれば容量2割以上)片付けの9割は成功!
  • フローは①片付け日を決める②片付けが終わる頃をイメージ③ゆるい断捨離④きれいに収納
  • 片付けは捨てるものを仕分けしておくことから始まる
  • 不要なものはどんどんゴミに出すか回収にまわそう!
  • 収納はカテゴリー別に収納しておくと便利

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