粗大ごみやリサイクルできるごみ、大量のごみがある方は参考にしてください。
今回はこれら「ごみの出し方」を解説します。
また、粗大ごみには出せる個数に決まりがあったり、収集の日が決まっています。
お急ぎの方や、大量のごみがあり処分に困っている方は回収業者が便利ですよ。
茨城での粗大ごみの出し方
粗大ごみにする前に、何か再利用(リユース)の方法を考えてみましょう。
つくば市のホームページからの引用ですが、処分の前に可能ならば、他の人に売ったりして使ってもらうという手もあります。
無駄がありませんよね。
ちなみに、後で言う不用品回収や廃品回収の業者はリサイクルを行っていたり、買い取りをしてくれるところもあります。
①戸別収集(有料)
ぶっ壊れた物や古い物などは売りようもないため粗大ごみに出してください。
ラクなのは戸別収集です。
家の前などで自治体の業者などに収集してもらう方法が戸別収集。
「収集」はごみを集めに(取りに)来るという意味です。
券を買うのが面倒ですが、家の前に出すだけです。
step
1申し込みの際に、粗大ごみの種類を言って、手数料の金額や収集日を聞く
- 住んでいる地域の役所へ申し込みをします。
- 何が粗大ごみになるのかわからない方は、下のほうの「粗大ごみとは」を参照。
step
2手数料を払う
- 粗大ごみの券を買うことで払います。
- 市の関連施設で買うか、コンビニ・スーパー・小売店等で買います。
step
3ごみの券を粗大ごみに付けて、玄関先付近にごみを出す
あとは収集日に自治体が回収をしてくれます。
通常立会の必要はありません。
粗大ごみの持ち込み
2つ目は持ち込み。
取りに来てもらうのではなく、自分で直接持っていくという方法になります。
手間もかかる分、自治体にとっては収集の手間がないため料金は安くなっていますよ。
事前に環境センターに電話連絡してください。(電話番号0296-77-2416)
直接搬入する場合は、処理券はいりません。水戸市ホームページより
内原の例ですけど、ほぼ他の地域も持ち込みは同じ方法でやります。
step
1役所のホームページを確認後、役所に申し込みをする
申し込みがいらない所もあります。
step
2教えてもらった施設に車などで粗大ごみを運ぶ
何が運べるかは申込み時に必ず確認してください。
step
3手数料を払う
戸別収集より、5割以上安くなる可能性もあります。
廃品回収の出し方
廃品回収をご存知でしょうか。
ここからは廃品回収そして不用品回収の出し方を説明していきます。
廃品回収は、地域でやっているところもありますが、一言で言うとリサイクル目的で回収をすること。
たとえば牛乳パックはキレイにして、溶かして再生紙として生まれ変わったりしますよね。
知っていると思いますが、スーパーや回収ボックスでも出すことができますよ。
それに、ごみで出すことができるのですが、リサイクルしたほうがいいですよね。
ここでは大量の本や金属があり、身近なところでは処分がむずかしいというときに、便利な業者への出し方を載せます▽
ポイント①
要は、リサイクルできるもの(紙・鉄・アルミ・ビン)などがあって大量にあるときは、処分に時間がかかったりするので業者を利用したほうがいいということです。リサイクルが良いだけでなく、こういったものは無料やお金がもらえたりしますよ。
ポイント②
廃品回収と区別できる「不用品回収」は、粗大ごみで出せないものが回収でき、しかも回収の日を待つ必要がないということころが便利です。予算とも相談して、なるべく安いところへ頼みましょう。
出し方は粗大ごみとほぼ同じです。
ただ前払いではなく、後払いで収集が終わってからお金を払います。
step
1業者へ連絡して申し込みをする
step
2業者へ自宅まで収集に来てもらう
step
3収集後にお金を払う
補足しておきますと、市役所なら申込みの受付はほぼひとつですが、
業者はいろいろあるということです。
当然、値段も各業者違うため、適切な業者を選ぶことが大切です。
茨城県ではおすすめの業者を過去に紹介していますのでぜひそちらも見てください▽
今だけキャンペーンなどを利用してできるだけ安く済ませてください。
粗大ごみになるもの・ならないもの|分別
今まで出し方を説明してきましたが、
中には何が粗大ごみになって、ならないのかわからない方もいるのではないでしょうか。
役所のホームページはグーグルで検索するとだいたいトップにくるので、
そちらで見ていただければわかるのですが、
難しいことはないので、ここで確認しておきましょう。
押さえるべきは粗大ごみで出せないものです。
粗大ごみに出せないもの
- リサイクル家電・・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ
- 粗大ごみで処分するのではなくて、特別に処理しないといけないもの・・下の例を参照してください。
水戸市での例▽
ガスボンベ(穴を開けた卓上用カセット式ボンベを除く)、廃油、薬剤、消火器、スプリング入りマットレス、建築廃材、灰、ピアノ、オルガン、ブラインド、(補足)オートバイ、タイヤ、バッテリー、事業所用スチール机、農機具、農業用ビニール、モーター類、50センチ以上の電線、土砂、浴槽、ドラム缶、ものほし台、塗料缶など
リサイクル家電は出せないものの代表例です。
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機に関しては、上で紹介した業者やお店へ引き取ってもらってください。
粗大ごみになるもの
水戸市 | 基本、指定袋に入らないもの |
つくば市 | 40リットル袋にはいらないもの |
日立市 | 基本、指定袋に入らないもの |
土浦市 | 基本、指定袋に入らないもの |
ひたちなか市 | いづれかの長さ(一辺)が50センチ以上 |
取手市 | 基本、指定袋に入らないもの |
上のサイズは目安であり、
わかりやすくいうと、イスやタンスなどの家具、リサイクル家電以外の家電、袋に入らないようなプラスチック製のもの
は粗大ごみです。
廃品回収(or不用品回収)に出せるものは?
不用品回収は、ほぼ出せないものがないです。
リサイクル家電にしろ回収するところが多数ですね。
茨城県内の主要な業者を調べるとやはりリサイクル家電は回収が可能なところがほとんどでした。
これに対して、
廃品回収はどうでしょうか。
これは目的がリサイクルということで限定されていますので、
リサイクルできるものが対象です。
たとえば、いつもゴミに出しているプラスチック袋や肉や魚などのトレイはリサイクルされるものなので、
廃品回収の対象となります。
リサイクルは廃品回収、それだけでなくもっと幅広くいろんな物を回収するのが不用品回収です。
まとめ
粗大ごみに出す時は、収集日の確認と手数料の確認はしてください。
上で説明した戸別収集は家の前に出すだけの場合が多いですし、お金もさほどかかりません。
粗大ごみに出せないものもあったり、処分自体がややこしい状況にある方は、
不用品回収や廃品回収の業者をおすすめします。
まとめ
- 地域別に微妙な違いがあるものの、リサイクル家電は粗大ごみではない
- 粗大ごみでは県内だと指定袋に入らいないものが粗大ごみ
- 粗大ごみは、戸別収集か不用品回収か持ち込みで処分する
- 戸別収集と不用品回収は有料で持ち込みも有料だが、持ち込みの場合は安い
- 不用品回収のメリットは、大量の場合おトクなのと運び出しがラクなところ
- 廃品回収のメリットは、最終的にリサイクルされるので環境に良い
- 回収の業者だと、料金プランがいろいろあるのでなるべく安い所を選ぼう