収納スペースがモノだらけという方も多いのではないでしょうか。
物置が片付いていないと気持ちいいものではありません。
今回は2階建ての倉庫(シャッター付きで約10畳の広さ)の片づけの一部始終をお見せしつつ物置や倉庫をきれいに片付けする方法を載せています。
片付けをした倉庫(1階部分)▼
片付けした後に言葉が悪いですが汚い倉庫がきれいになりましたよ!
手始めに物置・倉庫にある大きなものをどれかひとつ捨ててみよう
不要なもので、かつ大きなもの・目立つものから捨てることを意識することがポイントです。
大量の本・雑誌のようにかさばるものも場所をとれば大きなものですね。
こうすれば片付けしようというやる気もわいてくるという効果もあります。
その後の片付けのスタートラインになるので、目立つものはそれこそたくさんあるという方もどれかその中から捨てるものを選んでまずは捨ててみてください。
ホコリがすごいときはマスクをつけて大物・目立つものから除去しましょう!
物置・倉庫などの片づけ方法
目立つものをどれかピックアップして捨てたあとは基本的にどこから手をつけてもOKです。
あとはコツとちょっとしたやり方を知っておくと便利なので紹介していきますね。
重いものがあるときは
- できれば家族に手伝ってもらう
- 回収の業者に手伝ってもらう
- 家事代行サービスなどの利用
モノの移動であれば回収の業者さんにもよりますが動かしてくれます。
回収は粗大ごみとして出せないものや不用品が多すぎるときに便利です。
もちろん手伝える家族がいれば早いですね。
片付けのコツ
冒頭でも書いたとおり捨てることで物置などの収納スペースはきれいになります。
最初にどれか大きいものを捨てれたら、話は早いです。
大きなもの・目立つものがないという方はステップ2へ入る前に明らかに不要なものを捨てましょう。
あとはどんどん捨てるものは捨て、残すものは整理をします。
どうやってチョイスするかも人それぞれですが「春・夏・秋・冬を想像した上でこれはもう使わないだろうな」あるいは「もうこういった趣味をやることもないだろうな」といったものは捨てましょう。
物置や倉庫にはそれこそいろんなものがあると思います。
今回の倉庫では、自転車、使わなくなった家電、ガーデニング用の機械・農薬、断熱材、オイル、古タイヤなどがありました。
どれもここでいう大きなものに該当します。
最終的にはご自分や同居人などの判断で決めることになりますが、だいたい以下のような基準を設けたほうが後悔しにくいでしょう。
イメージです▼
壊れているもの・汚いものは捨てる候補にして良いと思います。
使わないものは不用品なので捨てたほうが良いですね。
判断ができないときは持っていたほうがいいです。ただし、捨てるかどうか迷うものが多い時でスペース的にいっぱいいっぱいになるのなら何か捨てるものは選びましょう。
たとえ自分が捨てるのがもったいなく感じても捨てたほうが無難ですね。
※※捨てる、捨てると書きましたがもちろん誰かにあげたり売ったりしてもOKですね!
では次に捨てる際に知っておきたいことを載せますね。
粗大ごみ・ごみに出せないものの回収術
法律や自治体の条例などがゴミ捨ての大まかなルールを決めています。
こまかなルールはもう知っている方も多いと思いますが、中にはゴミに出して持って行ってくれなかったという話もよく聞きます。
ゴミに出せないものは当然粗大ごみかリサイクル、回収へ回さないといけません。
できるだけゴミに出したほうがお金もかからない
まずは普通の家庭のゴミとして出せるものは出したほうがいいです。
回収日も多いですし、すぐに片付くからです。
おまけにお金もかかりません。(有料ごみ袋代は別として)
ですので、片付けのコツにもなりますがゴミ袋を床・地面に置いておいて作業すると良いですね。
粗大ごみに出せないものもあるためややこしい
袋に入らないようなものは、粗大ゴミとして出すことを検討します。
すでに片付けの第一歩として大きなものを処分した方は粗大ゴミを検討したかもしれませんね。
物置の片づけでは粗大ゴミを出すケースも多いのでご自分の住んでいる地域のリスト表を見ておくといいです。
ただ大きいものでも粗大ゴミとして出せないものもあるので注意してください。
しかも粗大ゴミの対象には入っていても事業として事務所などで使っていた大きなものとなると回収してくれないことが多いので、そこも注意してください。
いずれも各自治体のサイト等で確認できない・判断に迷った場合は役所へ連絡したほうが早いです。
あまりゴミの処分方法で悩むと片付ける気も半減してくるため電話で聞ける場合は聞いたほうが早いということですね。
回収業者に依頼するときの注意点
さきほどもチラッと書きましたが、
処分するものが多すぎる・重くてひとりでは運べない・粗大ごみには出せない
こういったときはごっそり持って行ってくれる回収業者もおすすめ。
全部がそうと限りませんがとくに”廃品回収”とも呼ばれます
ちゃんと自治体から許可を受けている・自治体から依頼されているといった回収業者はとくに安心できます。
もちろん費用も発生するため最小限に抑えるためには家電ショップで引き取りしてくれるようなものではあればお願いしたほうが安く済むことが多いです。
今回片付けをした倉庫では古タイヤがありましたが、これもご自分で車で処分場へ運べるのなら費用が安く済みますね。
どちらにせよ事前の下調べは必要です、片付けが嫌にならない程度には調べましょう。
ごみを一掃!倉庫・倉庫の片付け・回収画像
回収品や倉庫内の画像をお見せします。
もちろん画像を載せること・撮影することに同意してもらっています。
片付けた倉庫・物置の画像など
今回は処分するものが大きなもので粗大ごみに出せないものも多かったため、回収をしています。
(回収したモノの一部)
そのほかたくさんありましたが、写真に写っているのはどれも粗大ゴミでは出せません▼
タイヤ・テレビ・プリンタ・洗濯機
そのほか家庭ゴミで出せるものが45リットルの袋で11袋。
そして小物家電が約50kgありました。
モノがぎゅぎゅうに詰まっていたため、依頼者さんのほうですでにいろいろと処分はされていたようです。
ただすべてを片付けきることができなかったそうです。
(今回の片付け&回収前の写真)
寄りで撮った写真▼
ホコリもあったためほうきを使って集めてからゴミ袋へ。
片付け途中ですが前と比べるとかなりスッキリしています▼
こちらの倉庫では足元にスペースがあったので不用品を運び出すのはスムーズにいきました。
中にはぎゅうぎゅうに詰まった物置・倉庫もありますが、そういった場合は最初手前からモノを片付けていくほかありません。
ただ物置の周辺でそれなりにスペースがあるのならほとんどのものを取り出してから作業したほうがはかどります。
回収したものは10コ以上でした。
参考になると思いますので回収したものの中からいくつかピックアップして回収以外の処分方法も含め説明します。
古タイヤ・ブロック類は粗大ごみに出せない?
タイヤですがゴミにも粗大ゴミにも出せないのが普通です。
つまり自治体・役所では処分してくれません。
お住まいの地域により細かい違いがあるものの、ほかにも大量のブロックやレンガなどあれば同じ扱いになるのが一般的です。
手間がどうしてもかかりますが、
- 役所に業者を紹介してもうら
- 回収業者に頼む
- 自分でタイヤ屋などに持ち込む
タイヤを自分で持ち込むにせよ費用はどうしてもかかります。
しかしいつまでも物置などにあるのもスッキリしないので処分したほうが得策です。
産業廃棄物という扱いですので普通のゴミには絶対出してはいけません。
持ち込みはたとえばブリヂストンなどで行っていますね。
テレビ・洗濯機は粗大ごみに出せない
今回は古いタイプのテレビと洗濯機がありました。
普通のゴミとしても粗大ゴミとしても出せないため回収業者か電気店に引き取ってもらうのがおすすめです。
家電4品目
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫(冷凍庫だけのものも含む)
- 洗濯機・衣類乾燥機
家電4品目に該当するものはリサイクルに回すルールになっています。(法律で)
だから勝手に捨てると場合によっては裁判所から罰せられます。
お近くに引き取ってもらえるような家電量販店などがない・いっぱいあるので一気に引き取ってもらいたいという方は
ちゃんとした回収業者に頼んでください。
鉢植えやゴルフクラブのごみ処分方法は?
ゴルフクラブはだいたい粗大ゴミとして回収してくれるところが多いです。
費用も1セットであれば数百円で済む場合もあります。
つづいて鉢植えですが、基本的にふつうにゴミに出せます。
ただ地域によってごみの種類としての扱いが若干違うので注意してください。
まとめ
物置の片づけではモノを減らすということがポイントでした。
そのために何が捨てるものか、回収に回さないといけないものか知って捨てるものを分けておくと便利です。
多少ややこしいところもありますがまずは何かひとつ大きなものや目立つものを捨ててみましょう!
最後にこのページのまとめなどです。
まとめ
- 片付けの一歩は目立つものを捨ててみることから
- 散らかっていたりホコリがひどい場合はたいてい使わないモノが多い
- 自分や家族と交渉する感覚で捨てるものを決めるとGood
- 家の外にあって中が見えない物置といえども片付けるとスッキリする
- 基本的にゴミや粗大ゴミに出せるものは自分で出したほうがいい
- 不用品がたくさんある場合は回収業者がおすすめ(ラクだから)
- 物置の片付けにはどうしても費用が発生することが多いので注意