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布や衣類についたスライムの取り方|クエン酸を使って固くなったスライムも簡単に取る方法!

子供たちの定番おもちゃのひとつである、スライム。

プルプルしていて子供たちも大好きなものですが、スライムが服やカーペットやソファに付いてしまうとなかなか取れないんですよね!

我が家の子供たちもスライムが大好きなので、よく遊んでいるのですが・・色々なところにスライムを付けられています。

すぐ取れば大丈夫!と思い服に付いたスライムを取るのですが、シミのように跡が残ってしまいます。

固くなってしまったスライムはもっと取れない!どうしたらスライムをキレイに取ることができるんだろう?

今回は、一度付いたらなかなか取れないスライムを、簡単に取る方法を紹介していきます。

 スライムって?

ドロドロとしてゼリー状のようなスライムは、その手触りの面白さから子供たちに人気のおもちゃですが、一体どんなもので作られているのでしょうか?

一般的な市販スライムの成分について説明していきます。

スライムの成分

スライムの主な成分は、グアーガムと蒸留水になります。

グアーガムとは、一般では手に入れる事が出来ない特殊な増粘剤です。

色を付ける場合は、食用色素を使用します。

スライムを手作りする場合は、グアーガムの代用材料として洗濯のりとホウ砂が使われます。

洗濯のりはワイシャツやシーツなどにパリッとした感触や、型崩れを防止するために使用されているので知っているかと思いますが、ホウ砂とは?

ホウ砂って何?

アルカリ性の鉱物の一種。

環境に負担が少ない物質なので、海外でも環境にいい掃除の材料としてよく使われています。

重曹と似た用途で使われます。

スライムの成分に危険性はありませんが、食べ物ではないので口に入れたり誤って食べてしまわないようにきをつけましょう。

ただ、ホウ砂には危険性があります。

ホウ砂の危険性

スライムに含まれるホウ砂は少量になりますが、ホウ砂そのものを口の中に入れてしまったり、広範囲の傷口に塗ってしまうと大変危険です。

皮膚に異常が見られたり、下痢、嘔吐、頭痛、食欲不振などの症状が起こる可能性があります。

家庭でスライムを作る際は、ホウ砂の取り扱いには十分に気をつけるようにしましょう。

 

 スライムを取るには【クエン酸】が効果的

自然素材のやさしい洗剤で、掃除の際のアイテムとして人気のクエン酸。

梅干しやかんきつ類の「酸っぱさ」のもとである「酸」が、クエン酸になります。

酸性であるクエン酸は、アルカリ性の汚れや臭いに強いので、水まわりの汚れや、トイレのアンモニア臭やタバコの臭い消しなどに効果的です。

同じ「酸」であるお酢も掃除に使うことができますが、お酢は独特のきつい臭いがありますね。

クエン酸にはお酢のような刺激臭はないので、臭いを気にされる方には使いやすいかと思います。

ただ、「酸」はサビの原因になりますので、使用後はすすぎや水拭きをする必要があります。

他にも、クエン酸を使う際に気をつけることがありますので、紹介します。

注意ポイント

  • 塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に混ぜない
  • 大理石や鉄などの素材に使うのは避ける
  • 目に入ると強い痛みがあるので、すぐに洗い流す

 柔らかいスライムの取り方

服などに付いてしまったスライムを、柔らかいうちに拭き取るほうが簡単に取れます。

実際に服に付いてしまったスライムを取ってみましょう。今回はスプレータイプのクエン酸を使います。

step
1
余分なスライムを拭き取る

ティッシュなどで服に付いてしまったスライムを拭き取ります▼

余分なスライムを拭き取ると、シミのようにスライム跡が残ります▼

step
2
クエン酸スプレーを吹きかける

スライムのシミ部分にクエン酸を吹きかけます▼

step
3
5分ほど放置する

step
4
水またはぬるま湯で洗い流す

放置後は汚れ部分を洗い流してください▼

うっすらとは色が残っていますが、ここまでキレイにスライムのシミ跡を取ることができました▼

オキシクリーンでしっかりシミ取り

うっすら残っているシミ跡もしっかり取りたい!という方は、酸素系漂白剤のオキシクリーンでつけ置きすれば、キレイに取ることができますよ。

お湯(40~60度)で20分以上つけ置きするだけ▼

1時間ほどつけ置きして、水ですすげばOK!

残っていたシミ跡が、跡形もなくキレイに消えました!▼

漂白剤でつけ置きする際は、塩素系のものを使わないこと!

衣類にクエン酸が残っていた場合、塩素系の漂白剤と混ざると有毒ガスが発生してしまいますので、しっかりと守るようにしましょう。

オキシクリーンは酸素系漂白剤になるので、クエン酸を使ったあとでもつけ置きしても大丈夫です。

 

 固くなったスライムの取り方

次に、カチカチに固まってしまったスライムの取り方を紹介します。

うっかり忘れてしまって、気が付いた時にはもうすでに手遅れ・・でも、そんなカチカチなスライムも、クエン酸で取ることができますよ!

やり方は、先ほどの柔らかいスライムを取る方法とほとんど同じになります。

車のトランクに子供がこぼしてカチカチになったスライムを取っていきましょう。

step
1
スライムにクエン酸スプレーを吹きかける

少し多めに吹きかけます。

ゴミで汚くてすみません・・

step
2
5分ほど放置する

step
3
ぞうきんで拭き取る

貼りついたスライムを削り取るように拭いていきます▼

クエン酸のおかげでスライムが柔らかくなっているので、このように取ることができました▼

step
3
水拭きをする

染み込んだクエン酸を取るように、叩きながら拭いていきます▼

ある程度拭ければ完了です!キレイになりましたね!▼

 

 

 まとめ

今まで取れずにいたスライムの汚れも、クエン酸を使えばキレイに跡形もなく取ることができます。

もしシミが残ってしまっても、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤でつけ置きすれば、もとの姿に戻すこともできますよ。

子供がスライムで遊ぶ時に、服やカーペットに付かないかと不安になったり、心配することもなくなるのではないでしょうか。

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