要らなくなった家具や壊れた家電などの粗大ごみ。
捨て方がよくわからないという方のために
三重県内で人口が多い市を中心に粗大ごみの出し方/処分方法をまとめてみました。
どこに頼める?粗大ごみの処分
ひとつは市に頼むという方法。
"自治体"による収集です
ほかにも、自治体がごみの処分場を持っていますが、そこに持っていくという方法もあります。
"持ち込み"(自己搬入)といいます。
もうひとつは、粗大ごみには出せない引越し時の大量のごみや家電を捨てたいというときに業者に頼むという方法もあります。
"不用品回収"といいます。
収集は家の前まで粗大ごみを取りに来る戸別収集と家の近くのごみ捨て場(集積所)に出すパターンがあります。
メモ
- 戸別収集(近くまで取りに来るので処分がラク)
- いつものごみ出し場所に出す(物によっては運ぶのが面倒)
たとえば津市には"戸別収集"がないため、粗大ごみを市に頼むときは
集積所に出すか、持ち込み(自己搬入)をするかのどちらかです。
ココに注意
津では木製の家具は1メートル程度に壊せれば可燃のごみに出せます。1メートル程度に解体できなければ"持ち込み"か不用品回収を検討。
また、粗大ごみの中には【燃やせるごみ】【燃やせないごみ】で出せることもあります。
たとえばこのようなプラスチックのケースだと、万能のこぎりでいくつかに切れば袋でゴミ出しできますよね。
洋服を入れていたケース▼
万能のこぎり▼
ラクラク処分の戸別収集と持ち込み|粗大ごみの出し方
収集|四日市・津・鈴鹿
有料収集とはお金を払って収集してもらうことです。
四日市市では粗大ごみの全部が有料ではなく指定された品目のみ1点1,080円で収集してくれますよ。
四日市の戸別有料収集
step
1四日市市粗大ごみ受付センターへ電話
353-4894(電話番号)
step
2回収日と受付番号をメモしておく
電話のときに教えてくれます。
step
3粗大ごみのシールを買う
step
4回収日当日朝にゴミ出し
朝8時半までに出す
鈴鹿市の戸別有料収集
step
1鈴鹿市粗大ごみ受付センターへ電話する
059-382-7646
step
2粗大ごみの処理券を買う
1枚200円のものがコンビニやスーパー、小売店で売ってます(市内)。
step
3処理券をごみに貼る
step
4収集日の朝8時までに出す
収集日は電話の際に教えてくれます。
一軒家なら玄関先、マンションなどは指定場所(1階部分)へ。
津市の収集
家の前から収集する戸別の収集はありません。
集積所に出してください。
たとえば木製の家具、机、テーブルなどは可燃ごみへ。
そして、電子レンジや炊飯器などは金属ごみというふうにですね。
3つの注意点
- 可燃の木でも、長さ1メートル、太さ5センチを超える枝や木は燃やせないごみ扱い
- 同じく可燃の家具でも1メートル程度を超すものは自己搬入か回収の業者へ頼む
- 布団(ふとん)は畳んで袋に入れて出す
自分で持ち込み(自己搬入)|四日市・津・鈴鹿
収集は有料の場合もありますが、持ち込みを利用すると無料で処分できることがあります。
四日市の自己搬入
step
1施設の受け入れ時間を確認
step
2あとは時間内に直接持ち込む
メモ
四日市市クリーンセンターが受け入れ施設のひとつ。受け入れ時間は月~土曜日の午前8時30分~12時、午後1時~4時30分。
四日市市クリーンセンターの地図▼
鈴鹿市の自分での搬入
step
1受付時間を確認
受付時間:月曜~土曜の午前9~12時・午後1時~4時(祝日も持ち込みOK)
step
2粗大ごみが不燃か可燃か確認する
木製の家具は可燃ですが、机でコンセントが内蔵されているものは不燃です。
step
3可燃性の粗大ごみは「清掃センター」へ。不燃性の粗大ごみは「不燃物リサイクルセンター」へ。
可燃か不燃かで持ち込み先が異なっている▲ため注意。
清掃センター▼
【電話番号:059-372-1646】
不燃物リサイクルセンター▼
【電話番号:059-372-1646】
津市の自己搬入
津市では粗大ごみというカテゴリーがないため、分別された種類(可燃とか金属とか)ごとに搬入先が違います。
施設が3つあります。
step
1受付時間を確認
月曜~金曜の8時30分~12時・13時~16時30分
step
2ごみの分別ごとに搬入先を確認後、持っていく
- クリーンセンターおおたか(燃やせるごみ)
- 津市リサイクルセンター(燃やせるごみ以外のごみ)
- 西部クリーンセンター(燃やせるごみ・資源ごみなど)
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの出し方|処分方法
家電4品目は収集できない
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機や衣類の乾燥機は市で収集してくれません。
持ち込みも基本できないため、処分方法が特別な扱いになります。
ポイント
家電4品目は部品などをリサイクルして有効活用しないといけないため、全国的に処分方法が同じです。
リサイクル家電4品目の出し方
では出し方についてですが、
- 購入したお店がわかる→そのお店に引き取りを依頼する
- 買い替えをする場合→購入店舗に引き取りを依頼する
- 購入したお店がわからない→引き取りしてくれる店を探すか回収業者へ頼む
出すときに、リサイクル料金を払います。
また、家に来てもらって家電の運搬まで頼む場合は、運搬料も発生することが多いです。
粗大ごみの出し方②|不用品回収に出す
つぎは不用品回収の出し方です。
今までで説明した自己搬入ができないとか、収集が難しいという場合に利用するサービスです。
それと、リサイクル家電も処分を依頼することができるため、
重い家電でも運んでくれるところは便利ですね。
最初に業者を選ばないといけませんが、三重県内ではいろいろ業者があります。
収集の許可のあるちゃんとした業者に頼むのが一番です。
かかる料金も合わせて紹介しています▼
不用品回収を出すときは券を買ったり家の前に出す必要はありません。
家の前に出しておかないといけない業者もあります。
業者選びが終わった後▼
step
1業者へ予約の電話かネットやメール申込み
step
2見積もりを依頼する
※見積もりは電話で完結する場合もあります(不要なものが少ないときなど)。
step
3収集日を業者さんとの間で決める
粗大ごみの収集日と比べると、日にちが選べるところは業者のいいところですね。
収集日が決まると、当日業者のスタッフさんが来るので一緒に立ち会って持っていってほしいものを言います。
まとめ
捨てるものに何があるのかにもよりますが、
処分方法をいろいろ知っておくといざというときに役立ちます。
業者に頼むにしてもお金のことをおさえておく必要がありますし、
どれが一番出しやすいか考えてみてください。
最後に大事なところだけを書きます▼
まとめ
- 粗大ごみ系の不用品の処分は【自治体による収集】や【業者による収集】が一般的。
- 自治体による収集は有料の戸別収集と集積所に出して処分する方法がある。
- 業者による収集では業者選びが大事(許可の有無・料金システムなど)。
- 戸別収集は最初に電話で申込みをすることが必要。
- 有料収集の場合、粗大ごみの券(シール)を貼って出す。
- 収集以外にも【持ち込み(自己搬入)】という出し方がある。
- 持ち込みはほぼ無料(ある程度重さがいくと有料だが安い)。